勝手に開花宣言

小松市・芦城公演でソメイヨシノ開花宣言が出た今日。

金沢気象台の標本木より少し早く、近所のソメイヨシノに最初の１輪を見つけた。

もとより気象台の「開花宣言」の拠り所となる標本木は、統計上の都合で長く観察の容易な木～往々にして気象台敷地内とかの木～が選ばれているわけで、べつに街でいちばん早く開花するとか、そういう特別な木ではない。
だから、みんながめいめい、自分の標本木を持てばよいと思うし、それで自分の開花宣言をすればよいと思うのだ。

先日ラジオで言っていたが、輪島市は数年前、気象台の無人化に伴って、開花宣言を出すのをやめてしまったという。

しかし、桜の名所の多くは、開花「宣言」ではないものの、観光客向けに開花情報を流している。
せっかく朝ドラや新幹線で観光客が増えたのだから、気象台の公式なものでなくても、開花宣言をやれば、喜ぶ来訪者は少なくないと思うのだがなあ。