ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

お疲れ…

2009-06-28 21:38:32 | Drama
サマンサタ~バサッ!ってドラマが違ーう!(爆)
いや、私の中の今期ドラマ大好き度で1番がBOSSだったのですが。

スマイルも、最終回を見て、一気に急上昇でございます。


すべては。今までの苦しみは今のため、そしてつながれていくであろう未来のために。
そんな風に思えました。
ある意味どんだけ過酷で、どんだけ苦しくっても頑張って見続けたから
余計にゴールが嬉しいっていうか。
マラソンを走り終えた心境。


以下私の感じたドラマを見終わった感想です。
あくまで私のザレゴトです。



ビトや花ちゃん。そして周りのみんなはもちろんのこと
根っこの部分では他のビトに対して冷たくしてた人達もそれなりに
理由があったっていうか、まんざら悪者も悪人ではないのかなと。
林父も証言してくれたし、刑事も外国人を恨むのに理由があってそれは
納得できかねるけど、確かにそういう思いが湧いても仕方ないのかもしれない
っていうかね。偏ってはいるけれどね。娘思いの父なんだよね。
そして、検事も事実を知らないままビトを裁こうとしていたって分かって
まんま正義の人だったんだな、と。
林は、ああなった背景が寂しい子供だったっていう、そんなこと関係ないくらい
凶暴だったけど、憎むべきヤツだったけど、ちゃんと最初に裁いていたら
父親が庇わなければ(子供のためっていうより自分のためなんだろうけど)あんな
最期にはならなかったっていう一馬先生の言葉通りに思うし。

もー、顔見るたびに「ムキーーーーッ!」ってフラストレーションたまりそうな
登場人物の連続に救われないって思ったけれど、
人間も悪くないっていうか、だから人間っていいんだよねっていうような
そんな優しい思いが最終回でようやく、湧いてきました。


裁判員制度や外国人への差別、犯罪者家族への偏見、偽装問題…
たくさんの社会問題が取り扱われていて。
なんだか逆に偏見や先入観にとらわれてしまうんじゃないかっていう懸念も
あったのだけど、最後が大団円『スマイル』だったことで
どれももしかしたら克服できる力を人って持っているんじゃないかっていう
可能性を感じて前向きな気持ちになれたし。
あとね生きてないとダメだってことね。自殺なんてもってのほかだよっていうのも
あったよね。

もうね、個人的にはビトの「好きだよ」にもう涙スイッチ入ってしまい
ずーっと後は泣きっぱなしだったのだけど。
旦那は花ちゃんの「おかえり」でジーンときた!ってしばらく思いを
ひきずってました(爆)花ちゃんの一途さがもうたまんないんだそうで。

たぶん記録よりも記憶に残るドラマだと思います。

もしかしたら数日、数ヶ月、数年を経て感じる思い、怒るポイント、泣く場面
違ってくるような気がします。
たぶんそれが私達が生きているってことなんだろうな、って思います。
生きて日々悩んで笑って過ごしている証拠かな、なんてね。


見返してようやく気がついた!
すごいスペシャルゲストが出てたんだねー。ビックリです。


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