半吉日記

半吉の趣味の部屋

色の影響

2006年04月24日 | 半吉
花に興味を持ち、色彩の試験を受け、色への興味も広がった。
時々、色に関する本を読む。
毎日、色合い豊かな花を見ているだけで、その時間だけでも、「ほっ♪」として気持ちを切り替える事ができる。
人は見ている色によって、心理的な影響を受ける。
赤・橙・黄色などの暖色系は、人の気持ちを高揚させ、活動的にさせる。
これに対して、青・青紫・紫などの寒色系は、気持ちを落ち着かせ、鎮静効果がある。
色合いだけでなく、色の明るさ・暗さの明度にも、人は影響される。
明るい色を見れば、晴れやかに、暗い色を見れば、気持ちも落ち込む。
晴れの日と、曇りの日、気持ちに変化があるとすれば、景色・色の見え方に影響されているのだと思う。
また、色は時間の感じ方にも、変化を与える。
たとえば「赤」、この色は、時間の感覚を長く感じさせる。結婚式場などで、赤い絨毯を使ってたりするのは、短い時間を、より長く感じてもらう為に、使っているらしい。
確かに赤い空間に長時間いることは、疲れてしまう。
そして「灰色」、工場でよく灰色が使われるが、これは時間を短く感じさせる。長時間の単純作業を、長さを感じさせない配慮。
さらに、色は体感温度にも影響を与える。
同じ気温でも、暖色系の色を見ている時は暖かく、寒色系の色を見ている時は寒く、その感じ方が変わる。
服装でも同じで、冷え性の人は、暖色系の色を着るといいらしい。
明るい色の服を着続けている人と、暗い色を着続けている人。
ある程度年齢が進んでから比べると、明るい色の人は、見た目も肌も若々しく、暗い色の人は老けて見えたそうな。
何事も気持ちが与える影響は大きい。
私も気づくと黒を着ていたりするが、暗い色から徐々に離れて、意識的に明るい色・温かい色を身に纏うようにしたい。彩り豊かな色彩の世界へ!と感じる半吉であった。o(^-^)o

写真は、今、庭でさいているシバザクラです。