ハンサムウーマンな妹たちへ

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上手な自己主張(アサーティブネス)

2006-01-13 23:03:31 | スキル
アサーティブネスの思想そのものは、1970年代アメリカの女性解放運動の中から生まれたと言われています。それまで「セカンド」として自分を誰かの次においてきた女性たちが、自分のことは自分で決める、誰かのために生きるのではなく自分自身のために生きるということを、意識的に選択し始めたことが始まりと言われています。

70年代のアメリカにはもう一つベトナム戦争後に肉体的・精神的に後遺症を抱えたハンディキャップの人々にとってのコミュニケーションの方法論が生まれた時代でもあります。

このアサーティブ・トレーニングは、現在も自己主張・自己表現の方法論として欧米各地の公民館や女性センター、企業管理職や医療スタッフの研修などの分野で活用されているようです。

最も基本的な態度あるいは人権がアサーティブであると言えます。つまり、攻撃的でもなく、自己犠牲的に黙っていることでもなく、攻撃性を隠して相手をコントロールする事でもなく、自分もそして相手も尊重した、誠実で率直で対等なコミュニケーションの方法論がアサーティブです。

「遠慮」はしないが相手を「配慮」した自己表現。

win-winの関係性を作り上げる為の基礎として、また自己主張が苦手と感じる人全てが修得すべき態度です。恐らく、現代の人間関係における多くのストレスが軽減されるはずです。

このアサーティブネスの思想を英国で知らしめたアン・ディクソン氏が、NPOアサーティブジャパンの招聘で来日講演を日本各地で行います。まだ、間に合うようでしたら是非出席してみては如何でしょうか?