とおくとおく

できごと、おもったこと、かんじたこと、エトセトラ

みなさん、ありがとう

2006-12-03 10:21:01 | 映画
関東にきてから、ちょっとした地震が起こるおこるたんびに極度にビビる私ですが
やっぱり地震のトラウマみたいなのってあるんやと思います。
地震のこわさ、が感覚として残ってるんやと。

『ありがとう』はテレビで予告を観たときに、これは観にいかなあかんって思って公開を心待ちにしてました。
大好きな神戸の景色がいっぱい出てくるし、神戸っ子として観とかなあかんと。
地震のシーンはあまりにリアルで気がつけば涙が出てました。
ほんとにすごい大地震やったんやと、12年経って、関東に来て、そして振り返ってそう感じました。あの惨状から復活した街のエネルギー、人間の力ってほんとにすごいものやったんやと思います。
震災はたくさんの人につらい、かなしい思いをさせたけど、今やから言えるけど
あの震災を体験したってことはある意味人生の財産になるのではないかと、
映画を観終わって『経験してないから本当の凄惨さがわからないのが残念』と言った彼の言葉を聞いて思いました。

赤井さん演じる古市さんのことば『わしら、生かしてもろてんねん』
すごい本質を突いてる言葉として心に響きました。
日ごろちっちゃいことで上がったり下がったりしてる私は、こういう大事なことを、
感謝の気持ちを忘れがちですが、それじゃあかんねんね。
『生かされてることに感謝して』自分にできることを頑張ればええねん。

年末に飛行機から見る神戸の街をほんまに楽しみにしてます。

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2 コメント

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Unknown (まきこ)
2006-12-06 00:25:05
同じ神戸にいても、震災への温度差はすでにあるみたい。
私はほとんど被害にあってないから、「震災復興」という言葉すら遠い昔の話のようで。
けれども、家族をなくした人、財産を失った人にはまだまだ過去の問題ではないし、大きく人生を狂わされた人が多くいることも事実。
ルミナリエを見た時だけ震災を思い出して、無事を感謝してしまう。
そうじゃなくて毎日、どんなときも生かされいることを感謝せんとね。
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Unknown (はなみずき)
2006-12-06 23:51:51
ほんまやね。
私も恥ずかしいことに実家におったときは
震災のことを考える機会ってあんまりなかった。
でも神戸を離れてみて、神戸はすごい経験してんな~
とかよう復興したよな~とかふと思う機会も多くてね。
やたら地震が多いからかもやけど。

ほんで映画を観て思ってん。被災者として
忘れたらバチあたるな~って。

今年はルミナリエいくのん?
私も行きたい。。。
行ったら写真送って~
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