旅の始めにやりたいことリストなるものを作成しましたが、その中に
『ほんとに全ての道はローマに通じているのか確かめてみる』っていうのが
ありました。
フィレンツェである程度旅に満足しておなかいっぱいになりつつあった私は
出会った人が口をそろえて"Rome was great""I did loved Rome!"
と繰り返してるのを聞いていても、イマイチ乗り気にはなれず、それよか
スリに遭ったらどうしようとビビリまくっていました。
しかし。。。やっぱりローマはすごかったです。
なにがすごいって、ふつーに道を歩いてたらいきなり遺跡があるんです!
まずは、オフィスやショップが立ち並ぶ通りを散歩してたらビルの間に見えたのが
コロッセオ!なんやこれ~ってひとり、立ちつくす私。
そしてコロッセオの手前にはコンスタンティヌス帝の凱旋門
(帰ってきて高校のときの世界史の資料集で確認しました)
凱旋門のさらに奥に広がるのはローマ帝国時代の政治と文化の中心
であったフォロ・ロマーノ(フォーラムという言葉の語源らしい)
ちなみに写真で見るフォロ・ロマーノは小さいですが、実物はめっちゃ大きいです。
イタリアの太陽がジリジリと照りつけ、いろんな国からの観光ツアー客であふれる中、
まるで小人になってタイムトリップしているような気分で、私は歩き続けました。
ここも圧巻、ローマの中心にあるベネチア広場
ほかにもスペイン広場(たいしたことなかった)、トレビの泉(ちゃんと後ろ向いてコインを
投げ入れましたよ)、真実の口(私は一人やったんで後ろに並んでたおっちゃんに頼んで
手を入れた姿を写真撮影してもらいました)、そしてヴァチカン市国(宿で知り合った人で
「法王に会えた!」って人もいましたが私は会えなかったです)と盛りだくさんなローマでした。
くらべようもないけど、史跡が多くて日本でいうなれば京都みたいな土地なんかなーと
思いましたがとにかく見るところが多いのでもしも次回行くことがあれば、今度は必ず
世界史の資料集を持参しようと思ってます。きっと感動も2倍になったはずなんで。
結論:全ての道はローマに通ずはほんとですわ
でもひとが渡ってようが突っ込んでくる車と、ローマの休日でおなじみのヴェスパの多さには
閉口しました。かなり空気悪かったですよ。
あれじゃ街中すすまみれになるんちゃうかと思います。