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NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

大変!200g位の仔猫の持ち込み

2015年08月27日 11時47分17秒 | Weblog


秩父市内より
庭に捨てられたと持ち込まれました

それは大変!!


「今、この子を引き取ると必ず死にます」

持ち込んだ人
「え~、そんなに怖いのですか」

恐いウィルスの説明
知らない人が多過ぎます

入院していた仔猫2匹も
亡くなりました
兄妹の残りの1匹も難しい

仔猫の生存率はゼロに等しい
ただグレーの1Kくらいの子は
昨日は少し食べたとの事
でも今日はまた食欲がない
一進一退の状態

そんな時にまだ離乳しているかどうかの
仔猫はひとたまりもありません

説得してミルクか離乳するか
頑張って欲しいとお願いしました
でもすでにシェルターに入っています
仔猫用にタミフルと抗生物質
さらに飼い猫はワクチン接種していないとの事
成猫用にも抗生物質
お渡ししました
今の私に出来る事はこれくらいです

ただ言える事はシェルターから離れた場所は
かなりウィルスの攻撃が少ない事
猛威ではないので
シェルター入りした人の猫が
すべて感染するとは限りません

しかし、秩父地方の野良猫は
ほとんどがワクチン接種していません
あちこちで原因不明で亡くなる事が起こるでしょう
なぜ原因不明になるかは
亡くなるまで元気そうに動いているからです
そして前日まで食べます
その為に元気な子がいなくなったと
錯覚してしまうのでしょう

シェルター内のリッチも
まもなく亡くなるでしょう
2回のパルポから生き抜いて来ました
しかし
今回は早くから下痢症状が出て
痩せて来ました
出来る限りの投薬をしましたが
本日は投薬用の餌を食べません
血便も出ています
限界です
捕まらない猫はどうする事も出来ない
何とか私の部屋に追い込もうとします
私の様子がおかしい事を察知

姉妹のタッチは今のところ元気
持病があったチロちゃん、リッチ
やはりパルポに勝ち目がない

日々、坦々と洗濯・掃除・消毒
大震災の被害に遭われた方々
また可愛い子供を殺されたご両親
それよりずっとずっと
私の苦しみや悲しみは小さい
避けようのないウィルスによって
自然淘汰されているのだから

だから前向きに
また頑張れば良いのよ
と自分に言い聞かせる