花川倶楽部

  こども達に 豊かな里を手渡すために

いつでもかえっておいで

2017年04月22日 | いろいろ
案外、すぐ近くにあるもんだよ。
理想なんて、そんな大げさなもんじゃない。

喧噪や慌ただしさや怒りや不安をスウーッとやり過ごして、
こころの少し深いところで感じごらん。
あぁそっかって、素直に思えるよ。

がんばって、がんばって、がんばりすぎて、
自分を亡くしたその先に、
理想なんて、夢なんて、
見つかるはずないこと、気づいているだろ。

いちばん近いからこそ影響を受ける。
いちばん近いからこそ逃げたくなる。
わかるけど、逃げ切れない。

受け入れて、乗り越えるしかない。
受け入れて、乗り越えたらいい。
受け入れたら、かならず乗り越えられる。
人はそうして成長していくもの。

探していたその場所は、
案外近くにあるもんだよ。

バカ言ってんじゃねえって

2017年04月22日 | いろいろ
煽られちゃいけない。
体制側は誘導する、扇動する。
隠すし誤魔化すし捏造する。
奈良時代からの日本の慣習。
歴史も偽造する。

賢くならなきゃいけない。
愚に落ちちゃいけない。
騙されてこどもたちを危機に陥れてはいけない。

暴力は何も解決しない。
お互いを理解し、受け入れ、対話するしかない。
地球市民としての共通点を見出して、
折り合う努力を重ねるしかない。

他人事のようにのほほんとしていると、
ちょっとのことでも不安や怒りに流されて、
まんまと持っていかれるぞ。

何が全面戦争だ。

卒塾

2017年04月08日 | いろいろ
奈良からの帰り道、
赤目自然農塾に寄ってみました。
もう何年ぶりでしょう。

当たり前のことですが、
いろいろと変わっていました。
駐車場も本小屋も、
休憩場所も小川に架かる橋も、
実習田畑も下の田も。

過去のことになったんだなぁと思いました。
ボクは今、
ボクの道を歩いているんだと思いました。

卒塾していました。

ありがとうございました。

自然界の掟

2017年04月05日 | いろいろ


オオサンショウウオがヌートリア食っちゃった!


5,6年前の大水から姿を消していたヌートリアが、
この冬からまた日向川に帰ってきて、
1匹の親と2匹のこどもが小屋裏の茂みに居ついていました。
村の人が檻を仕掛けたりしてるんだけど、いっこうに捕まらず、
農作物(奴らは稲を食う!)への被害も心配されていました。

そしてボクは、きっとコブラ対マングースならぬ、
オオサンショウウオ対ヌートリアの壮絶なバトルが繰り広げられるのではと、
内心ドキドキしていました。

1mオーバーのキングサイズのオオサンショウウオ。
身体をくねらせ、大きな口をガブガブさせて、
ヌートリアのこどもを飲み込んでいきます。

いつもはのっそりゆったり川底を這っているオオサンショウウオですが、
今日のは”凶暴な捕食者”、”川底界の帝王”でした。

自然界の営みってこういうこと。
生と死。
いのち芽吹く春の、
始まり、始まりぃ~。

柔らかい奈良の人々

2017年04月04日 | いろいろ
奈良県北部の市街地を車で縫って走りましたが、
奈良の人たちはみんな運転が穏やか。
道が狭いのもあって、譲り合いが当たり前でスムーズ。
かといって、トロトロという訳でもない。
いつもいい感じで、運転が楽ちん。

近鉄当麻寺駅前の中将堂本舗。
ヨモギ餅にこしあんをのせた中将餅の専門店。
お店のカウンターのなかでは、
白い三角巾と割ぽう着のおねえさんがたくさんいて、
餅を箱詰めしたり、包装したり、会計したり。
店内でも煎茶と餅をセットでいただけます。
美味しかったぁ。
…で、やわらかな奈良言葉がとてもいい。
優しくて、あったかくて、わざとらしくなくて。
そうめん屋の森正の店員さん(もちろん女性)も丁寧で優しかった。
客商売だから当たり前じゃん、って思うところだけど、
なんかこう、素朴なあったかさ、普段着の優しさがあるんだよね。

五條の柿の葉すし本舗たなか本店。
大きくてきれいなお店に店員さん(女性)一人。
丁寧なんだけど、親切なんだけど、
標準語でどこかセールストーク。
責めるわけじゃないけど、表面的な感じ。

心の少し深いところに、そっと響いてくるような、
そんなやり取り。
会話だったり、車の譲り合いだったり。
自然で普通なんだけど、あったかくて安心で嬉しい。

我先に、じゃまだどけコラ!の高速道路を走りながら、
夢だったのかと疑うほどの穏やかな奈良の旅路を、
恋しく思い返すのでした。