平成26年10月25日(土)に参加した、
名鉄主催 2014年秋 東海の自然歩け歩け大会
自然を感じよう! 御油の松並木散策とふるさと公園・ふるさと満喫まつり③
の続きです。
旅籠 大橋屋
はたごや
庶民の宿屋ですね。
入ってみます。
入ってすぐの見世間
暖簾は新しいけど、この恵比寿と大黒のお面は古そう。
夏農月 御油より出でて 赤坂や
芭蕉
夏の夜は短く、月も出たかと思えばすぐ明けてしまうことを御油宿から赤坂宿までの短い距離にかけているのですね、これは。
53次中一番短い距離だったよね?確か。。。
奥に吹き抜けのところがあって、上を覗いて見ると、
何やら俵のようなものが。
あれは一体なんじゃろうか?
何が入っているのか凄く気になるw
まだまだ奥に入っていけそうだったのですが、案内のおじさんが無口で、挨拶も何もなくじ~~~~っとこっちを見ていたので、
そそくさと出てきましたw
かなり恐いものがありましたわw
この道が東海道53次の街道だったのかなぁ。
細い道だけど、真っ直ぐ走る、この道。。
昔の人々が何日もかけて歩く姿を想い起こすと、赤ずきんはまだまだだなぁって思ったりします。
赤坂紅里
道標ですね。
当時のものかしら?
道標の横には、このようなものがありました。
定文ですね、今の法律のようなもの?
一部を読んでみますと、
一、親子兄弟夫婦を始め諸親類にしたしく下人等にいたる迄これをあわれるべし、主人ある輩はおのおの其の奉公に精を出すべきこと。
一、家業を専らにし、怠ることなく万事其の分限に過べからざること。。。
などなど。。
最近忘れてしまっている人いるんじゃないかな?
さらに東海道は続きます。
本陣跡
先ほどの大橋屋の旅籠には、一般の人々が宿泊するのですが、
参勤交代の大名、幕府の役人、公家などはこの本陣に宿泊するそうです。
向こう側に引き戸のようなものが残っていましたが、もうすでに更地になってしまっていました。残念w
朝日嶽
清正
菊鶴
酒屋さんかな?
遠くに松の木が見えてきました。
ついに松並木へやってきたようです。
「御油の松並木」へやってきました。
昭和19年に国の天然記念物に指定されました。
あまり見ない太さの松が沢山並んでいます。
綺麗に松の木が並んでいますね。
江戸時代に、この東海道が整備され、松並木が出来たそうです。
当時は沢山植えられ、目印のような役割を果たしていたのかもしれませんね。
今はほとんど残っていません。
大小さまざまな松の木ですが、大きいものは400年近いものもありそうです。
最近、松の木が枯れているのを良く見ますが、これだけ綺麗に松の木が残っているのは本当に珍しいかもですね。
長くなりそうなので、今回はこの辺りで。。。