マイケルとリサマリー インタビュー

部屋の片付けをしていて出てきた数本のビデオテープの中に、ダイアン・ソーヤーによるマイケルジャクソンとリサマリーへのインタビュー番組（NHKで放送）があって、久しぶりに再生し、思わず見入ってしまった。（再生できてよかった。）

最初の裁判の2年後の1995年。

冒頭に「スクリーム」PV撮影風景などがちょこっと入るが、これがまたカッコいいし、ジャネットとコントローラーを持ってゲームをするシーンも楽しそうで微笑ましい。

ジャクソン5時代や、ソロになってからの映像も織り交ぜられ

マイケルジャクソンの生い立ちから、エンターテナーとして成功をおさめていく軌跡が紹介される。


そして悪夢のような裁判沙汰へ

「栄光の頂点から警察の取調べまで受けたスーパースター」

番組は本題に入り、2人へのインタビューが始まる。


最初は2人のなれそめからで

少年虐待疑惑、夫婦関係、マイケルの色の白さと

聞き手の意地悪な真意を感じざるをえない。

それが、世間が最も関心を持っていた事由だったし、結局ずっとマイケルのイメージはそれらから払拭できなかったのが悲しい。


リサマリーはクールに、時には気分を害したように答えるけど

マイケルは常におだやかに自分の真意を訴えていた。時にはリサをなだめながら。

（ずいぶんとたちいった質問までされていたけど。）

リサマリーも一生懸命マイケルを弁護し、真実を聞いてもらおうとしていた。


そしてリサマリーに対してとても優しく接するマイケル。

結婚式のVTRを2人で見ながら

「私、ヘンな顔してるわ。」
「そんなことないよー。」


仲のよさが伝わってきて、マイケル幸せなんだろうなーと思えたものだった。


この時点ですでに別居の噂があったなんて信じられないし、ましてそれほど時をおかずに離婚してしまうなんて、映像を見ていても信じられなかった。

当時は偽装じゃないかとかいろいろ言われ、離婚の真相も2人にしかわからないことだけど、少なくとも愛し合っていたんだろうと信じている。

リサマリーも恋多き女で、今は4人目の夫の間に双子の女の子を出産しており、それがマイケルの子だったらと（当時リサが生んでくれていたらと）、ファンの間で残念に思われたりしたことも。

でもマイケルの埋葬式にも出席していたし、そのあとに発表されたコメントで

自分たちは愛し合っていたし、別れたことを後悔した心情も明らかにしていた。

そして（マイケルが）恐れていたとおりの運命になってしまったということも。


もうマイケルに聞くこともできないし、どうにもならないことなのにビデオを見ていると、タイムスリップした気分になって切ない気持に。


他にも昔録画したビデオが出てきて懐かしい。

それらもまたいずれ見てみようと思う。