昨日夏休みの最終日、息子が「キーン」を観に行ってきた。
シェイクスピア絡みなので行きたかったらしい。
旦那の姿が見えないちょっとのスキに
確かあまりロビーも広くない記憶があるんだけど
「もし藤原君からのお花があったら写真撮ってきてね!」
「了解。」
「万が一竜也クン見に来てたら、お母さんの代わりに握手してもらってきてね!」
「うん。来てたら頑張る。」笑
ミーハー丸出しの母だけど
言いたいことはすべて託して見送った。(竜也クンのことしか言ってない。)
終演後「おもしろかった!」というメールがきた。
実在したシェイクスピア俳優の話ということだけ知っていたけれど
今から約200年も前の、実力がありながらもかなり破天荒な人生をおくった俳優さんだったらしい。オセローの公演中に倒れ、45歳で亡くなったそうだ。それらを聞いただけでもドラマチックで興味をひかれる。
息子曰く
市村さんには強烈なオーラがあって、やっぱり「市村さん」だと言っていた。
パンフを見ると興味深い市村さんのお話が。↓
この「キーン」を演じたアントニー・シャーのイアーゴーを見たときに「イアーゴー」そのものだと思いました。キーンという俳優がどれほど天才だったかは誰も知らないけど、キーンのハムレットでなく、それがハムレットだったという言われ方をしている。僕も昔「エクウス」という芝居をやったときに「市村がやっているアランではなくて、あれはアランだ」と言われたことがあったんです。もしかしたらそういう瞬間というのはどの俳優さんにもあるのかもしれない。
上川隆也くんの「大地の子」でも、あれは上川君なのか役なのかと思うし、「七人の侍」でも「三船敏郎さんの菊千代」じゃなくてあれが菊千代なんですよね。
それぞれの俳優に、役者が見えてこない瞬間の役というのが、ある気がするんです。
(以上抜粋)
あれだけオーラのある市村さんに「市村さん」が見えてこない瞬間があるというのはすごいことだ。
「大地の子」の上川さんについては当時本当にそう思えた。役者が「演じている」ように思えなかった。
そして、すぐ思い出されたのが「身毒丸復活」を観たときのことだ。
あの時、自分でも
身毒丸に心を惹かれたのか
藤原竜也に惹かれたのかわからないと書いた。
それだけ強烈で衝撃的だった
きっと身毒丸復活以前にも、そしてこれからも
「竜也くん」が見えてこない瞬間があるだろう。
俳優冥利に尽きるすばらしい瞬間であるに違いない。
息子の話によると
笑わせるところが何度かあるけど、シェイクスピアの作品にからめてあるらしい。
リチャード三世、ヘンリー四世、ハムレット、ロミジュリ、ヴェニス、オセロー、・・いくつもの作品にからめたセリフが紹介されていた。
また「かもめ」にも出演していた中嶋しゅうさんもよかったと言っていた。
とても深くいい舞台なのだと思います。
9月26日~10月19日 天王洲 銀河劇場
10月23日~10月26日 兵庫県立芸術文化センター中ホール
シェイクスピア絡みなので行きたかったらしい。
旦那の姿が見えないちょっとのスキに
確かあまりロビーも広くない記憶があるんだけど
「もし藤原君からのお花があったら写真撮ってきてね!」
「了解。」
「万が一竜也クン見に来てたら、お母さんの代わりに握手してもらってきてね!」
「うん。来てたら頑張る。」笑
ミーハー丸出しの母だけど
言いたいことはすべて託して見送った。(竜也クンのことしか言ってない。)
終演後「おもしろかった!」というメールがきた。
実在したシェイクスピア俳優の話ということだけ知っていたけれど
今から約200年も前の、実力がありながらもかなり破天荒な人生をおくった俳優さんだったらしい。オセローの公演中に倒れ、45歳で亡くなったそうだ。それらを聞いただけでもドラマチックで興味をひかれる。
息子曰く
市村さんには強烈なオーラがあって、やっぱり「市村さん」だと言っていた。
パンフを見ると興味深い市村さんのお話が。↓
この「キーン」を演じたアントニー・シャーのイアーゴーを見たときに「イアーゴー」そのものだと思いました。キーンという俳優がどれほど天才だったかは誰も知らないけど、キーンのハムレットでなく、それがハムレットだったという言われ方をしている。僕も昔「エクウス」という芝居をやったときに「市村がやっているアランではなくて、あれはアランだ」と言われたことがあったんです。もしかしたらそういう瞬間というのはどの俳優さんにもあるのかもしれない。
上川隆也くんの「大地の子」でも、あれは上川君なのか役なのかと思うし、「七人の侍」でも「三船敏郎さんの菊千代」じゃなくてあれが菊千代なんですよね。
それぞれの俳優に、役者が見えてこない瞬間の役というのが、ある気がするんです。
(以上抜粋)
あれだけオーラのある市村さんに「市村さん」が見えてこない瞬間があるというのはすごいことだ。
「大地の子」の上川さんについては当時本当にそう思えた。役者が「演じている」ように思えなかった。
そして、すぐ思い出されたのが「身毒丸復活」を観たときのことだ。
あの時、自分でも
身毒丸に心を惹かれたのか
藤原竜也に惹かれたのかわからないと書いた。
それだけ強烈で衝撃的だった
きっと身毒丸復活以前にも、そしてこれからも
「竜也くん」が見えてこない瞬間があるだろう。
俳優冥利に尽きるすばらしい瞬間であるに違いない。
息子の話によると
笑わせるところが何度かあるけど、シェイクスピアの作品にからめてあるらしい。
リチャード三世、ヘンリー四世、ハムレット、ロミジュリ、ヴェニス、オセロー、・・いくつもの作品にからめたセリフが紹介されていた。
また「かもめ」にも出演していた中嶋しゅうさんもよかったと言っていた。
とても深くいい舞台なのだと思います。
9月26日~10月19日 天王洲 銀河劇場
10月23日~10月26日 兵庫県立芸術文化センター中ホール