hanaのうれし、たのし生活

ガーデニングと日々のちょっとした喜びをお伝えします。

(小葉ノ)梅花黄蓮 (コバノ)(バイカオウレン)

2012-02-02 | ガーデニング

(2011.2.14 撮影)


子供を車で送った後、自家栽培の野菜や苗を販売しているお店に時々立寄るのですが、
そちらで、思わず手にとってしまった鉢花。
自家栽培の苗なので、鉢の横には女性の名前。
花鉢を見ていると、さぞかし優しい方なのかと想像してしまいます。

『私に育てられるかなぁ・・・』
手にとって考えては戻し・・・手にとって考えては戻し・・・を繰り返していると、
お隣で花を見ていた方が
「それは、いい買物ですよ。冬でも葉は枯れないし、小さな花がいっぱい咲きますよ。」

「それに、とても丈夫だし

この言葉に勇気をもらって、お金を払って連れて帰ることに

 

草丈三センチ ホントニ、ホントニ、チッチャイヨ


私は、自生の「バイカオウレン」を見たことがないので、「小葉ノ」を深く考えずに、連れて帰りました。
自宅に帰って、「小葉ノ」に気付き、図鑑やネットで探しましたが、「小葉ノ」は見つかりません。
「小葉ノ」とついているだけに、草丈は3センチほど。
図鑑に表記されているバイカオウレンの草丈5~10cmよりもかなり小さいです。
小さく育てたものを「小葉ノ」・・・と言われるのでしょうか?

 

(2011.2.14 撮影)


どの図鑑で探しても「小葉ノ バイカオウレン」は、見つからないので、
栽培方法は「バイカオウレン」を参考にメモしています。

科名:キンポウゲ科
学名:Coptis quinquefolia
別名:ゴカヨウオウレン
常緑多年草
草丈:5センチ~10センチ
開花期:3月~4月
栽培難昜度:★★★☆☆(環境に気をつければ、比較的丈夫です

1.水切れに気をつけ、適湿を保つ
2.冬の霜、寒風で葉を傷めないようにする。
3.肥料は、花後と秋。夏と冬は必要なし。

【環境】
適湿な、明るい日陰で育ちます。水やりを忘れずに。
枯れた葉っぱをそのままに、しておくと風通しが悪くなるので、こまめに取り除きます。

【鉢植えの場合】
春と秋は、午前中いっぱい日が当たり、
初夏からは直射日光を避けた風通しの良い明るい日陰へ移動。
冬は、霜や寒風の避けられる軒下(屋根のある明るい場所)で育てています。

耐寒性があり、冬でも葉があるのですが、寒風に当てると、葉が傷んでしまいます。
また、春の日差が強くなってしまうと、根や葉が弱り、株数が減ってしまいます。
花後は早めに風通しの良い明るい日陰に移動した方が良いようです。

 

(2011.2 撮影)

【栽培日記】
昨年、春のやわらかな日差しで花を楽しんだ後、
大事にしすぎて(?)全く日や風の当たらない湿地場所に移動したところ、1/4ほど葉が傷んでしまいました。
株が傷み始めると、次々と弱っていったので、慌てて傷んだ葉をこまめに取り除く作業を続けているうちに、
下から、新しい芽が出てきてくれて、ホッとしています。
(花後の種をコケの隙間に落としておいたので、枯れた数くらいは数株増えたのかもしれません。)

どうやら、開花後は『風通しの良い』と、『明るい日陰』がポイントになるようです。

 

現在の「小葉ノバイカオウレン」

(2012.1.末 撮影)

表面を覆われたコケで適湿が保たれています。
昨年の開花後から、『明るい日陰』で『寒風のあたらない屋根のある場所』で順調に育っています。
そろそろ、花の蕾が出てきてほしいので、屋内に入れてみようと思います。

今年も、いっぱい咲きますように

by hana

 


 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大事な栽培記。 (林の子)
2012-02-02 13:40:49
ゴカヨウオウレン(バイカオウレン)の変種に、牧野博士が命名した、ツルゴカヨウオウレンがあります。
ただ、現在はバイカオウレンに含められていますから、このコバノ…も同じで良いのではと思います。
大事に大事に育てられているのを拝見すると、この場所だと「セツブンソウ」も大丈夫かな…と思っております。
冬の青垣、夏の栂池だけは毎年恒例にしているのですが、いつもお伺いする青垣の足立さんには、「育ててみるか??」と毎年言われています。
明石だと潮風が吹くので山野草類は葉がやられてしまいます。
hanaさん、挑戦しません??
返信する
遅くなりました (hana)
2012-02-05 00:01:37
林の子さん
嬉しいお話、ありがとうございます(^^)
私の園芸は、失敗の繰り返し。
いつの頃からか、園芸ノート(大学ノート)を
残し始め、以来、失敗の数は少しはマシに(ヘヘ)
今、鉛筆でササッと書いていたものを
デジタルに編集し始めています。
園芸本に書いてある通りに育たないものは私流に。
林の子さんのブログで、花の本来の生育環境を
知ることも多々あり、参考にさせていただいて
います。
セツブンソウ、とても興味があるので
林の子さんのセツブンソウの記事、
読ませていただきました。
ここからは、そちらの記事にコメントさせていただきますネ。
hana
返信する

コメントを投稿