海外で作られた花札シリーズの第4弾、今回はアジアからの花札を紹介したいと思います。
台湾のゲームメーカー・SOSO STUDIOによる「台湾花札」です。
まずはパッケージから見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/c0/d9e525259123eb63848f5b6f617f7fb5.png)
カラフルな花々のかわいらしいイラストレーションが印象的ですね。
カードゲームとしては大きめなパッケージですが、中にはカードの他、ゲームで用いるチップなども付属しています。
気になるのはやっぱり札のデザイン。早速1月の札をご覧ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/21/a0a7a31cbdd96b7446d42ac647d58f64.png)
なんと1月の札が5枚あります。「1/2」と書かれている札は、1月札にも2月札にも使える設定です。
「台湾花札」では各月5枚ずつ札があって、全部で60枚の構成となっています。
タネ札に相当する札をまとめて見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/4d/8d6f46da77800573330a971f36bfd604.png)
さまざまな動物が登場しています。どのキャラクターもとってもキュートに描かれていますね。
公式サイトで公開されている紹介動画もすごく素敵です。
前回紹介した「HANAFUDA Le Jeu des Fleurs」同様、制作者の生活する地域独自の風土や季節感を元にデザインされていて、非常に面白いですね。
光札や短冊札という存在がないので、厳密には日本の花札とは異なるカードゲームになりますが、季節の花々とそれを取り巻く動物たちを盛り込んで作られたこのカードゲームは、紛れもなく「花札」と言えるでしょう。
「台湾花札」の詳細はSOSO STUDIOのページでもご覧いただけます。
SOSO STUDIOは日本で開催されるゲームマーケットにも出展されたりするので、機会があればぜひチェックしてみてください。