先日、ママ友にマインドコントロールされて5歳の三男を餓死させたという母親の裁判の記事(朝日新聞デジタル)を読んでいたら、その理不尽さに気が沈み考え込んでしまいました。
だもんで、その日あったボランティアの集まりに行くのを忘れてしまいました。あほですね!まあ、行けたら行きます的な返事しかしていなかったんですが。
しかし子どもが飢え死にするほどマインドコントロールされるというのがどうにも納得いかないと言うか理解不能です。判決は懲役5年になったそうです。
夫によほど不満があったのかと思いきやそういうことでもないらしく、なんで夫よりママ友の嘘を信じちゃったのかな…離婚までするとは…と不思議でなりません。
そもそも、ママ友って友だちか?って思うんですよね。
まあ、私も子どもが赤ちゃんの頃や小学校低学年くらいまでは、ママ友の存在は非常に大事でしたけども。必死にママ友を作ろうとしていた時期もありました。子どもが小さいうちは、“同志”みたいなものかも。
しかし子どもとべったりじゃなくなってからは、とくに中学校に入ったあたりからはほとんど付き合いが無くなり、コロナもあってランチもなくなり、子どもも高校生になり私も仕事が忙しくなり、ですっかり疎遠になりました。もともと子ども同士が仲いいだけで、自分としては相性がさほどいいわけでもない方もいましたし。
いまとなってはママ友って、友だちというより会社の“同僚”のようなものだよな、と個人的には思います。
会社では仕事、ママ友は子育てで、たまたま同じ領域にいるから付き合っている。そこに和やかな交流があったほうが楽しい、というくらいの。この事件の場合は、悪質な詐欺・搾取で“ママ友”ですらなかったとも思いますが。
過度に依存する、支配するとなると、ろくなことはありません。当事者しかわからないことではありますが、それでわが子を失うことになるなんて思ってもみなかったのか、何も考えられなかったのかなあ。とモヤモヤしっぱなしです。