写実的に甘くないファンタジーな世界が描かれており、独特の味わいのある作風が良かったです。
ハガキや、小さな絵本を買いました。絵本は息子にプレゼント。
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西武新宿線「上井草」駅下車、住宅街をしばらく歩いたところに「ちひろ美術館・東京」があり、そこでの企画展示です。
イラストレーター、映像作家、絵本作家でもあるショーン・タンは、文字を用いず移民を描いた絵本『アライバル』が有名みたいでしたが、私は知りませんでした。緻密な調査や下準備のもと描いているそうで、なるほどなと。自分でポーズをとった写真を使ってコラージュのようにして、そこから絵を起こす過程なども見られました。すごかった!
実は先週、中学校の図書ボランティアで図書室のお薦め本コーナーに今月の本として並べてきた絵本が、ショーン・タンの「夏のルール」でした。「夏」というざっくりしたテーマで探したら目についたというだけでしたが、中を見ると「すげえ尖ってんな…」とざわざわする内容で、これを思春期に無理やり見せるのは面白いとおばちゃん思って置いてきたわけです。
すごい偶然で、ひとりで勝手に喜んじゃいました。これの原画も観れました。感激!
ちひろ美術館・東京で、7月28日まで開催しています。
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個人的には、いわさきちひろも好きなので、色々と観れてうれしかったです。
美術館はさほど大きくないですが、中庭の緑が綺麗で建物もとてもすてきなつくりでした。ちひろといえば美しい彩りの子どもの絵ですね。実は子どものときに家具屋さんに行ったとき見つけた絵(たぶんおやゆび姫)が欲しくて買ってもらい、今でも持っていて飾ってあります。
「ひさのほし」とか、「赤い蝋燭と人魚」とか、悲しい話が多くて、新たに「おにたのぼうし」をここで読みましたが、これも貧困にあえぐ子どもが出てくるので、悲しい。でも、おにたのぼうしは低学年で読み聞かせしてみたいなあと思いました。
夜は沖縄料理の居酒屋に行って楽しかったです。2階に子ども連れがいてドタバタやってて、それもまた面白かった。みそ蒟蒻が柔らかくて初めての食感!話も尽きず充実の一日でした。
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