2ヶ月ぶりの読み聞かせで、読みの方が仰っていたので知りました。私は見学だけ。
『へいわとせんそう』(谷川俊太郎/絵:Noritake/ブロンズ新社)
モノクロのイラスト的な分かりやすい絵で、平和なときのお母さんは子供となごんでいる様子、戦争のお母さんは子供を抱いて避難しているような場面、など対比が続きます。
終盤は「敵」「味方」の対比となり、絵はまったく同じ、という絵で語る本でなかなかよく考えられているなと思いました。説教くさくもなく小さい子にもわかりやすかったのではないかと。
お父さんメンバーが読んでくださり、前後の語りもタレント並なので感心しきりです。
もう一冊は『ぼくとがっこう』(アリス館/絵:はたこうしろう)で、こちらも谷川俊太郎。たまたまです。
家との違いや学校に行っている間のよくある日常風景が短い詩で綴られ、鮮やかな絵と共に展開します。卒業間近のこの時期にあっている本でしたね。これは初めて、おばあちゃんボランティアの方が選んで、読んでくれました。
どちらもいい本でしたが、私は、個人的にはこういう抽象的な絵本ばかりでなくエピソードの面白い物語を入れて楽しんで貰いたいというのが正直なところです。そして谷川俊太郎の詩に感動したことがあんまりない…。
ということは定例会では言わないでおきました。せっかく読んでくれたのに、水を指すようなことを言ってもね。
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本日の晩ごはん。麻婆豆腐、白菜と卵の中華スープ、アボカドツナサラダ。アボカドが死ぬ寸前だったので。
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