セカンド韓流2

キルミー・ヒールミー

出演:チソン、ファン・ジョンウム、パク・ソジュン、チェ・ウォニョン

演出:キム・ジンマン 脚本:チン・スワン 制作:2015年

[5段階評価:★★★★★+★]

 

現時点での(2020年1月現在)ナンバー1ドラマです。ちょっと衝撃を受けるくらいおもしろかった。何回も繰り返し見てるんですが、いったい何がそんなに私の琴線に触れたのか?? その検証は後でもう1回やるとして(もう1回?)ひとまずネタバレなしの感想を。

スンジン財閥の御曹司チャ・ドヒョンは、17歳のとき自分の中に凶暴な別人格がいることに気付く。当時留学していたアメリカで治療を受けたが改善しなかった。28歳になったドヒョンは、会社の後継者になるべく帰国するよう促され、多重人格であることを伏せたまま帰国。3ヶ月後の株主総会まで、誰にも病気であることを悟られずに隠し通せるのかーというのが大筋なんですが、株主総会とかどうでもよくなるくらい、チャ・ドヒョンの過去が壮絶でした。。

チャ・ドヒョンを一言で表現するなら『孤独な人』。財閥の後継者であることから家族にも多重人格であることを話せず、心を許せる友達も、頼れる知人もいなかった。問題が起こればその全てを自分一人で解決しなければならないため、彼の『孤独』は底なし沼のように深かったのではと思います。

精神科医の卵リジンは、7歳までの記憶がなく、ときどき見る悪夢にうなされることはあるものの、愛情を限りなく注いでくれる両親と、双子の兄リオンのもとで明るく元気に暮らしていた。実は、ドヒョンにも7歳のときの記憶がない。2人の子どもが失った記憶の中に、ドヒョンの心をバラバラにした出来事が隠されていました。

リジン役のファン・ジョンウムと、リオン役のパク・ソジュンがとっても良かったです! 息ピッタリの2人の掛け合いは毎回おもしろかったし(笑)リジンが必死になってドヒョンに呼びかけるシーンは、本気で感動しました(涙)

自殺願望が強いヨソプ(別人格)との対峙はとにかく凄くて、何度も見返しては号泣しちゃいます。。

ドヒョンが多重人格であることを唯一知るアン室長は、困ったときに必ず駆けつけてくれる最も頼れる味方で、アン室長の存在も大きかったですね。

チャ・ドヒョンにとって別人格たちは、彼を窮地に追い込む厄介な存在でしかないんですが、それぞれの人格がとっても魅力的で、見てるコチラとしてはみんなに出てきてほしかった。(ごめんねドヒョン!)その1人1人の人格を丁寧に作り上げたチソンさんは、本当に素晴らしい! 正直に言うと、ちょっとチソンなめてました…(←オイ!)でも今では完全に心を奪われてます!!

それぞれの人格については、別記事(ネタバレあり)で書いてます。

・キルミー・ヒールミー:シンセギ編

・キルミー・ヒールミー:フェリーパク編

・キルミー・ヒールミー:アンヨソプ編

・キルミー・ヒールミー:アンヨナ編

・キルミー・ヒールミー:チャドヒョン編


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