出演:イ・ヨウォン、コ・ヒョンジョン、オム・テウン、キム・ナムギル
演出:キム・グンホン、パク・ホンギュン 脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 制作:2009年
[5段階評価:★★★★★+☆]
超おもしろかった!!!
正直2009年の作品だし、女の戦いってドロドロしてそうだな〜とか勝手に想像していたんですが、もう!最初っから最後まで!すこぶるおもしろかったです!!(全62話)
舞台は、高句麗・百斉・新羅の三国が勢力を競っていた乱世の時代。新羅第27代王として三国統一の礎を築いた朝鮮初の”女王”の物語。
王妃を輩出してきた一族の娘ミシルは、ズバ抜けた政治感覚と類いまれなる美貌を武器にチヌン王の心を掴み、自身の権力を拡大していく。さらにミシルは王妃となって絶対的な力を得るため、次期王であるチンピョンの妻を殺害しようとするも失敗。身ごもっていたチンピョンの妻は、無事に双子の姉妹を出産する。しかし、双子が生まれると王族の男子が絶えるという言い伝えから、姉のチョンミョンだけを残し、妹のトンマンは侍女によって王宮の外に連れ出される。この双子が生まれた日に、”巨大な権力を握るミシルに対抗できる者が生まれる”という啓示があった…。
国を意のままに操る最強の敵、ミシル。このミシルがもうサイコー!!!でした。ミシルが主役だと言っても過言じゃないくらい、強烈すぎる存在でしたね。悪知恵を働かせて邪魔な人間を排除するミシルに、もうメロメロ♡(笑)
歴史上、トンマンが初代女王になることは分かっているんですが、にも関わらず毎回ハラハラドキドキが止まらなかったです。それもこれも悪役のミシルが何を考え、どんな策略を立てているのか、まったく想像がつかなかったから。。そして、そんなミシルにトンマンがどう立ち向かって行くのかも、まったく予測ができなかった。二人の頭脳戦に毎回驚かされ、スピーディな展開に目が離せなくなる…まさに知力と知力のぶつかり合い! そんな二人を影となって支える男たちも、めっちゃカッコよかったです!
男性キャラもみ〜〜〜んな魅力的だった。 もう捨てるとこナシ!
そうそう、子供時代もよかったです。双子の王女、ナム・ジヒョンとシン・セギョン。
特にナム・ジヒョンは砂漠で育つ設定なので、撮影はとても大変だっただろうなと思います。子役時代にこんな過酷な現場(灼熱&砂まみれ)を体験していたら、この先どんな現場も怖いものナシでしょうね、ってくらい大変そうでした。。
このドラマを見たきっかけは、ユ・スンホ君です。つっても出番は後半の34話からなんですけど(苦笑)ユ・スンホファンの皆さんにも、1話から見て欲しいなぁ。どれだけミシルが強敵で、トンマンがどれほど苦しみ抜いて王宮に戻るのか、そしてスンホ君演じるキム・チュンチュの母(トンマンにとっては双子の姉)がどういう存在だったのかなど、理解した上で見るとキム・チュンチュに驚くと思います(笑)
そのほかオム・テウン、キム・ナムギルも超かっこいいんですけど、やっぱりミシル!! ミシルのために見ていいドラマです!