出演:キム・ミョンミン、ユ・アイン、シン・セギョン、ピョン・ヨハン、ユン・ギュンサン
演出:シン・ギョンス 脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 制作:2016年
[5段階評価:★★★★★+★]
すんごいドラマでした。
ドラマでここまで濃厚なものが作れるのか、ということに感動。全50話(TV版は65話)あるんですが、残り10話くらいになると「終わっちゃう、どうしよう…」と、終わる前からロスってしまいました(汗)
とにかく、始まりから凄かったです。
3人の男が洞窟で鉢合わせる。1人の男が聞く。
「お前は、誰だ?」
もう1人の男が聞く。
「そう言うお前は、誰だ?」
「お前は誰だ?」から始まる展開にはシビレましたねぇ〜。
そして、第3の男が言う。
「私は、2人ともよく知っています」
もうこの時点で目が離せなくなりました。序盤は子ども時代なので、ユ・アインやピョン・ヨハンのファンの方には退屈な時間かもしれませんが、子ども時代に重要な出会いがあるので、早送りせずにしっかり見てもらえたらと思います。(子役ちゃんたちも超上手い!)
理想の国を創るべく奔走するチョン・ドジョンの前に、敵が次々に現れては大きく立ちはだかる。倒しても倒しても、さらに強力な敵が現れるなか、果たして彼が目指す理想の国は創られるのかー。
詳しいあらすじはコチラ → 六龍が飛ぶ公式サイト
不正が横行する高麗を終わらせ、新しい国を創るために立ち上がった六人の龍。儒学者であり参謀でもあるチョン・ドジョン。百戦百勝の将軍イ・ソンゲ。イ・ソンゲの五男で知恵者のイ・バンウォン。”カササギ毒蛇”の異名をもつ剣士タンセ。タンセの妹で村人をまとめる大将のプニ。気は優しくて力持ち、純粋な心の剣士ムヒョル。そしてこの六龍の他にも、たっくさんいいキャラクターが出てきます。
死んでほしくない人たちが死んでしまったり、苦難を乗り越えてきた仲間がバラバラになったり…史実の通りに物語は進んでいきますが、私は韓国の歴史に精通していないので、最後までハラハラドキドキしながら見ることができました。ってか歴史を知っていても十分に楽しめる超エンターテインメント時代劇だと思います! 見どころ満載で50話はあっという間だし、特にアクション好きにはたまらないシーンもたくさん出てきて、ドラマでここまでやれるのか〜と感嘆しきり。そりゃあ韓国映画がオスカー取るよね、と思わせられました。
【オマケ】タンセ(ピョン・ヨハン)が歌う『無以異也 -ムイイヤ-』
ファルセットが美しいですねぇ。ほんと芸達者な人です。
その他の関連記事はコチラ → 六龍が飛ぶ:コンテンツ