出演:ナムグン・ミン、ジュノ、ナム・サンミ、チョン・ヘソン
演出:イ・ジェフン 脚本:パク・ジェボム 制作:2017年
[5段階評価:★★★★★]
ナムグン・ミンがとことんハッチャケていて、とにかく笑えるドラマでした。
裏社会の会計士だったキム・ソンニョンは、ひょんな事から大企業に就職。そこで偶然人助けをしたことから”聖人”ともてはやされるようになり、なぜか会社の不正を暴く側の先頭に立つことに…。キム課長と対立する人たちも、みんなどこか憎めなくって、特にジュノ演じるソ理事は、キム課長とやり合ってるというよりも、掛け合い漫才をしているみたいに息のあった迷コンビでしたね(笑)
キム課長と同僚のユン代理はロマンスに発展するのかと思いきや、全くそういう展開にならなくて(笑)やっぱりキム課長に恋心を抱くには、ちょっとブッ飛び過ぎたキャラだったから…なのかも?
女性陣はみ〜んなかわいくて、中でもイチオシはチョン・ヘソンちゃんが演じたホン・ガウン。検察が送り込んだ潜入捜査官なのに、いつの間にかキム課長のファンになっていて、「アジャアジャ!」とキム課長を鼓舞する姿がとってもキュートでした。
ナムグン・ミンが芸達者なのは当然として、ジュノ君もかなりの芸達者ぶりを発揮してました。食事のシーンが毎回のようにあるんですけど、食べながら演技をするって相当大変だったと思います。食べ過ぎてもダメだし、食べなさ過ぎてもダメだろうし、食べ方がキレイじゃないと視聴者に不快感を与えてしまうし…とても気を使ったと思いますねぇ。そういう点でもとても上手でした。
胡散臭さ全開のキム課長なのに、いつの間にかみんながキム課長のペースに巻き込まれて、それぞれの意識がちょっとずつ変わっていくのも見所の1つ。結局み〜んないい人たちだったなぁ。
ラストカットが毎回マンガになってたのもおもしろかったです!