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平和運動史 1 静岡県平和委員会史 1 静岡県平和委員会創設時の合い言葉  雨宮智彦 20210720

2021-07-20 13:38:07 | ピース日記

平和運動史 1 静岡県平和委員会史 1 静岡県平和委員会創設時の合い言葉  雨宮智彦 20210720


 平和運動の3つの“自殺行為”(1962年)

 ① だれかがどこかでなんとかするだろう

 ② いずれ上から解説と指示がくるだろう

 ③ こんなささいなことをしたって、たいした効果はないだろう

 ぼくが浜松市平和委員会に入会した70年代に教えられたことばです。ぼくは、それぞれの言葉の最後に「と思うなかれ」とつなげて、「三戒(3つのいましめ)」として学びました。

  「だれかがどこかでなんとかするだろう」と思うなかれ。

 「いずれ上から解説と指示がくるだろう」と思うなかれ。

 「こんなささいなことをしたって、たいした効果はないだろう」と思うなかれ。

 キリスト教のみなさんの「モーゼの十戒」では10も覚えられんだろうと、静岡県平和委員会は3つだけにしたという話は本当でしょうか。

 「③ こんなささいなことをしたって、たいした効果はないだろう」なんかは、このごろのことば「私たちは微力だけど無力じゃない」に考え方が似ていますね。

 2008年(平成20年)8月9日の長崎市・田上富久市長の平和宣言に「若い世代は「微力だけど無力じゃない」を合言葉に」と、あります。

 「私たちは微力だけど無力じゃない」の初出はいつ、どこで、誰がは、まだわかりません。誰か、知っている方いたら、ぜひ教えてください。

 ぼくたちは、この3つの自戒を胸に、40年間生きてきたと言ってもいいのでしょうか。

 ところで、「自殺行為」という言葉は「自分を殺す」という表現で、現代の平和運動には表現がそぐわないので変更して欲しいと思っています。

 



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