佐倉に移転した「らーめん 松信」の跡地に、昨年開店したお店が最近評判の「麺酒場 まがり」です。
場所は南行徳駅の近くですが、いわゆる駅前の賑やかなエリアではなく、ほとんど閑静な住宅地にあります。
以前葛西のカフェバーに"間借り"して営業していたことから評判になって、移転をして独立した店舗になった現在でもいまだに「まがり」を名乗っています。
さて、評判になったのはその"間借り"というスタイルではなく、もちろんラーメンの完成度です。近所に移転してきたので、いつか食べようと狙っていてようやく訪問。
本日食したのは「全部のせらーめん」。
まず、ここのスープは鶏豚骨なのだそうです。要するに、鶏と豚骨のWスープです。
見た目は、最近流行りの濃厚な豚骨魚介系ですが、一口啜ると、豚骨魚介系にありがちな甘みはなく、鶏が中心となったところに海老の風味が加わった今までに経験していない新鮮な豚骨ラーメンの味がします。それなりに濃厚なのですが、すっきりしていて大人のラーメンといったところでしょうか。
聞くところによると、最近この味に変わったとのことです。とても研究熱心なお店のようです。
トッピングのチャーシューは、オーダーを聞いてから目の前で炙り焼いてくれとても香ばしい。味玉は逆に甘みがしっかり出ていて、スープとの味の対比がいいです。そして!シナチクと思われたのはエリンギ。こういう食材がラーメンに合うとは思いませんでしたが、ホントとてもいいですよ。麺は中太縮れ麺で、こういうった濃厚系のスープへの相性は抜群ですね。
これは予想以上に美味いラーメンでした。濃厚だったのにもかかわらず意外と高速完食できました。
とはいえ、このラーメンはまだ完成形ではないですね。食べてみて伸びシロがまだあるんじゃないかなあ、もっと美味しくなるんじゃないかあと正直に思える味です。最近今の味に変わったということからも、今後もたびたび味が変わるかもしれないので、これからも注目していきたいお店です。
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