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馬花 175 つくし、愛さないで 1-6 2-21 12-2 2033-1

2025-04-07 06:21:00 | ハミルEN

私は肩の幅が広いです


 




私の尻は小さめでした



今は

 

キャバHの

 



クイーンです

 

日ノ女


ヒノメのテーブルには花瓶に生けられたピンクのスイートピーがふわふわと、

その花びらを目にすれば優しい気持ちになれた


空調や話し声、行き交う人の風が花弁が小さく揺らす

その繊細な花の繊維が細くて細緻な神経のように思えて、触れれば、申し訳ない気がした



1.ヒノメ 23  スイートピー

2.アオナ  22

3.ブラック 24

5.グラマ  27

7.スリム  21

8.ネール  25

9.マミア 23

16.メルメ 22

22.コムギ 26

28.レイコ 22

29.ミドリ 27

2025年1月29日


「おいでなすって!ご両人!」

メルメの任侠風接客には拍車が掛かり、少々破茶滅茶になっていた

キャバ的任侠風仁義様接客も認知されてきて、一部の熱狂的な客がメルメを指名するようになっていた


昨年の6月に入店して以来3ヶ月あたり、27〜30番を彷徨いていた売上も順調に伸ばして今月は16番となっていた


2024年12月

本店キャバHでNo.3のキラコがNo.8のキイロを伴い札幌はススキノでキャバkのキャバ長として経営に乗り出していた

現地でドレスという31歳になる女性を採用した

今は3人で、か細く経営している

キラコは可能な限り市場調査に時間を割いていた


2025年3月

No.2のアオナがNo.5のグラマを伴い福岡は中洲にキャバaを出店させた

北海道と同じように現地で1人採用して、3人体制で開店させた


栄本店キャバHではブラックがキラコの穴を埋めるようNo.3の座を確実にしていた

黒のワンピースから覗く白い肌膚の明暗がエロスを醸し出した


肌色の肌に肌色のキャミソールのスリムが7番

グリーン系のネイルを好んだネール8番

褐色の肌コムギ26番






メルメと姉妹盃を交わしたマミア


令子

私が嫌いだった女,令子

同級生のレイコ

お嬢様のレイコ

親の姦に悲壮感を抱えたまま学生時代を 

凍える寒さの中、クリスマスの日に帰る場所は無かった

サンタ衣装に身を包んだアロヤという男に保護されて、ハミルENが私の居場所になった

そこにお金を入れて受け取るために

キャバクラで仕事を始めた


令子が嫌いだった

本人は社長令嬢という立場を鼻に掛けていたつもりではないのだろうが、常日頃夕食をディナーといった

DINNERの響きは優雅な夕食と家族団欒の風景を勝手に脳裏に想像させちまって、私の悲壮感と孤独を募らせた

彼女の親の会社の経営が傾いたことで、レイコは収入の必要に迫られキャバHで面接を受けて通り、晴れてキャバ嬢になった

今日もロリータファッションで出勤してきた

 

「メルメちゃん」

「ああ、レイコ」

「宜しくね、今日もお互い頑張ろう」

「うん、でも、一応このお店では私が先輩だからね」

「うん、わかってるよ。いろいろ教えてください。あの任侠風とか」

「あはは、それはいいのよ。あなたはロリ的接客でしょ」

「うん。私はロリ的接客でいくつもり」

「頑張ってね」

「うん・・」

「どうしたの?顔色悪いよ」

「うん、今日ブレックファスト抜いてきちゃって」


(チッ)


「食べれなくて」

「調子悪いの?」


「おかねがないの」


ふう

一息ついて

メルメは控え室に向かった

ロッカーを開けて五枚で一包装のビスケットを手に取った

スマホで翻訳アプリを立ち上げる


「令子、MUNCHIES、ヘイ!」

 

店内には何処かで聴いた覚えのあるクラシックが流れていた

14の花冠のピンクスイートピーは合唱団のように揺れて少しほろ酔いで歌ってた


・・・・






どうした


僕・捨て子


お名前は


コミト


いくつ


5才


そう

 

あそこに連れてこう


6歳ですか


ハッ


まあ

いいでしょう


採石

させましょう

 

・・・・


あらどうしたの


私・捨て子


いくつ


5才


連れてってあげる
















ようこそ



ブルユビビ


夢は?


プロレスラー



Is This the Real Life?


 

火事か


違う


もえてる


人になりたいんだ


噴火?


愛が漏れ出る?


ハミル


撃て殺せ!


Is This just Fantasy?




さないでくれ