ハミルSTORY

映画ノート・お絵描き・お話し

どうする家康 28 本能寺の変

2023-08-12 07:11:00 | 日記


シバイ


リセチ


ムソー

シバイ「準備はできております」
リセチ「やる」
ムソー「殿,決心は固いですな」
リセチ「うむ」
シバイ「ササラは100人程の手勢で本能寺へ入ったようです」
リセチ「うむ」
ムソー「殿,号令を」
リセチ「しばし待て」



ササラ




オヤジ「信じるのは己のみじゃ」
ササラ「信じるのは己のみ」
オヤジ「そうじゃ,身内も家臣も誰も信じるな,己だけを信じるのじゃ」
ササラ「・・・」
オヤジ「もし耐えきれない時は,一人だけじゃ,こいつなら殺されてもいいという友を一人」
ササラ「一人・・・」
オヤジ「そうじゃ,お前は武者のように強くならねばいかん」
ササラ「一人・・・・・」


ササラ「リセチ・」





リセチ「決心できん・・・ああ!決心できん!」
ムソー「との・・・」
リセチ「ササラが憎い,だが共に過ごした時間が・・・友に過ごした時間が・・・」



コリワ

コリワ「ササラが本能寺に百人の手勢・・・このままではワシは失脚・・・千載一遇の好機・・・我が主ササラを討つ!」


サッササ

本能寺にて
サッササ「ササラ様,敵襲です!」
ササラ「リセチか」
サッササ「まだわかりませぬ」
ササラ「うむ」

ササラ「人生50年,リセチよ,ワシを討て,ワシの唯一の友,お主に討たれたい」
コリワ「ササラ!」
ササラ「お主か,・・・」
コリワ「そなたの首もらい受ける!」
ササラ「お主ごときに・・・」
サッササ「殿をお守りせよ!」
ササラ「サッササ,一人にせよ」
サッササ「殿・・・」


ササラ「さよなら・・・リセチ」



リセチ「・・・あああーあー!ササラー!」



ユウコ

ユウコ「なに,ササラが!ああわ!ササラ様,ササラ様!・・・・・・・ふうふう,今こそ立ち上がる時,
リセチを討つ!・・・・なに,リセチではないと・・・・誰じゃ!・・・コリワ・・・・そんな・・じゃあ,コリワを討つ!」


ムソー「殿,コリワの仕業です,ササラ亡くなりました」
リセチ「・・・あぁ」
ムソー「我らの仕業と思われています」
リセチ「・・・はぁ」
ムソー「狙われています」
リセチ「・・・へぇ」
ムソー「正念場ですぞ!」
リセチ「・・・・・・・・・・・生き延びよ!!!」





どうする家康 27 安土城の決闘

2023-08-06 03:29:00 | 日記


リセチ


ムソー

リセチ「ササラを殺る」
ムソー「いかように」
リセチ「京都だ,ササラは京都へ入る,本能寺という寺で寝泊まりするようだ」
ムソー「京都」
リセチ「すでにシバイを忍ばせておる」





抜かりなく

シバイ「準備は進んでおります,伊賀の忍どもも仲間に」
ムソー「殿は安土城に入られるのですか」
リセチ「うむ,ササラに会ってくる」
ムソー「くれぐれも油断されぬよう」
リセチ「わかっておる」



ササラ


コリワ

コリワ「殿,準備は万端です」
ササラ「うむ」
コリワ「殿,リセチの料理に毒を入れることもできます」
ササラ「・・・」
コリワ「お望みとあれば」
ササラ「コリワ」
コリワ「はい」
ササラ「たわけ!ボコボコボコボコボコ」
コリワ「あゝー,申し訳ございません」
ササラ「リセチはワシの弟じゃ!」
コリワ「・・・はい,申し訳ございません」
ササラ「下がれ!」
コリワ「ハハっ・・・」




ササラ「お主,ワシを狙っておるのか」
リセチ「まさか」
ササラ「ワシは少しばかりの手勢で京都の本能寺に入る,できるなら殺ってみるがよい」
リセチ「・・・」
ササラ「お主にできるかのう」
リセチ「・・・うさぎがオオカミを喰うこともあるかも知れませぬ」
ササラ「ワシは!今まで何万人もの命を奪ってきた!この報いは必ず受けるであろう!・・・ワシは必ず誰かに殺される・・・うぅ」

リセチ「では,京都でお待ちしております」



リセチ


ユウコ


コリワ

リセチ「ササラを殺る」
ユウコ「そろそろササラもいなくなってくれんと」
コリワ「ササラめ」



準備万端です





真夏のメリークリスマス 9

2023-08-01 23:37:00 | 日記





エイト「エンジ」
エンジ「エイトにいちゃん・・・なんで来たの」
エイト「サヨナラなんてつれないこと言うなよ」
エンジ「このままだったら2人ともダメになっちゃうよ」
エイト「エンジ」
エンジ「私,沖縄帰るから」
エイト「なに」
エンジ「ほら,私のわがままでみんなのこと振り回しちゃったし」
エイト「エンジ・・・」



エンジ「タケ一にいちゃん」
タケ一「エンジ」
エンジ「私,沖縄に帰るの」
タケ一「そんな」
エンジ「だからタケ一にいちゃんに,お店のこと相談しようと思って」
タケ一「そうか,店なら任せろ,俺は罪を償ったらコック目指すんだ,弁護士は向いてないから」
エンジ「そう」
タケ一「昔から料理好きだったし,店は俺が引き継ぐよ」
エンジ「ありがとう」
タケ一「それより,罪を償いここを出たら,俺と結婚を前提に付き合ってくれないか」
エンジ「・・・」
タケ一「・・・」
エンジ「やっぱりエイトにいちゃんが好きなの」
タケ一「そうか・・・アッハッハ,そうなると思ったよ」
エンジ「ごめんなさい」



エンジ「ルイコ」
ルイコ「エンジねえちゃん」
エンジ「私沖縄に帰るの,その前に挨拶しとこうと思って」
ルイコ「ああそう,よかった。エンジねえちゃんが来てからみんな不幸になっちゃったから。もうみんなボロボロだよ。私は病院大変になっちゃってキャバ嬢だし,タケ一にいちゃんは刑務所,マンバは山姥になっちゃったし,ガルオはチンピラギャル男だし」
エンジ「ルイコ」
ルイコ「涙が止まらないよ!」





マンバ「世界の山姥になる!」
ガルオ「中年ギャル男になる!」



エイト「ボクシングまた始めたんだ・エンジ見に来てほしい」
エンジ「行けないよ,そんな姿見たら,また・・・繰り返しになるでしょ」



ワイナ「うわぁー!刺されちまった!俺ヤクザだからしょうがねえ!エイトとエンジにこれを伝えるまでは死ねねえ!お前たちの父親は・・・」




エンジ「次で最終回だね」
エイト「あゝ,なにやってるんだか,よくわかんなくなっちまった」
エンジ「そうだね」
エイト「マイッカ」