goo blog サービス終了のお知らせ 

引力で運動している2つの惑星。どっちが中心??

2006-07-02 | 自然科学
地球の周りを太陽が回って見える。月も回って見える。
月から見ると地球が月の周りを回っているように見える。

2つの惑星だけを考えると、そのどっちを基準(座標の原点)にとっても、他方が自分の周りを回転運動しているという結果になる。
これはニュートン方程式の自明な帰結だ。

問題は3つ以上の惑星が介入してくるときだ。ある惑星を基準に見ると、この3つ目(あるいは4つ目かそれ以上)が妙な軌道を運動している。自分の吸引力に逆らわずとも、したがっているように見えない結果となる。

結局3つのうち他に比べて極端に引力の大きなものがある場合だけ、そいつの周りを残り2つが周っているように見える。でも、普通は3つの関係では済まされず、まったく複雑なカオスのような運動になる。そんなカオスでも、さらに多くの全体をみる座標を選ぶと、ある構造体が見えてくるそうだが・・・何の意味があるのだろうか?

太陽から見た月はどう見ても地球の周りを纏わり突いてやがる・・・でも、共に自分の周りを回っている。

地球から見た木星など、自分を中心に周っていると言えるだろうか?

人間関係もそうだろう。自分がもっとも吸引力が強い質量を持っているのか、そうでないのか、周りを見れば分かる。変な動きをしている仲間がいたら、要注意ですよ!!あなたの質量が最大ではないかもしれません・・・・・
2人だけの関係では気づかないことなのです!!

そう考えると仲の良い二人は、一旦3人目以上の他人との関係まで視点を挙げた後で、二人の関係を再定義できていることは間違いありません。
そうでないと、必ず自分が中心であると信じてしまうに決まってますから・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。