抽象化能力が上がれば本当の意味でのIQが高くなり、その結果例えば、研究者なら選りすぐれた研究成果を出せるようになるということ。
一般の科学者は科学哲学がいうところのパラダイムというものにのっとって基礎トレーニングと実戦トレーニングを積んで、研究者としてデビューしている。そのトレーニングのなかには単位を要領よく取ったり、試験で良い点を取ることも含まれる。そういう必要のある新人科学者予備軍からすれば、これらの理論どおり、抽象力を上げれば、意図的に繰返し学習するようなことはしなくても、より優れた成績を収めることができるということはどうも信じがたい、実際は違うだろうと思えて当然のことではないだろうか? . . . 本文を読む