
予告どおり、行ってきました(笑)
福岡市美術館で開催中の、鳥獣戯画展。
金曜日は上司が2人とも休みで、連休もあるから仕事の進捗も見込めない状況。
最初は定時まで働くつもりでしたが、気持ちが萎えて、時間単位の休暇を取得。
退社を2時間早め、博多行きの新幹線に飛び乗りました。
新幹線は、予想外に人がいっぱい。
そういえば、明日からシルバーウィークなんですよね。
私も連休の合間の平日で旅行を計画していたのですが、台風が来るということでキャンセル(涙)
まあ、せっかく行くなら天気の心配がない時期にするほうが賢明です。
17時頃、大濠公園に到着。
さっきまで広島で仕事していたのに、我ながらすごい行動力だなー。
で、2度目の鳥獣戯画展。
金曜日は閉館時間が20時まで延長されていますが、夕方から訪れる人は少なめ。
前回、昼間に行った時とは比べものにならないくらい空いていました。
鳥獣戯画の中で最も有名な「兎と蛙が相撲をとる」場面は、11.5mある甲巻の後半部分。
これを見ずして「鳥獣戯画を見た」とは言えません。
他の展示はサッと見て、甲巻は4巡してじっくり鑑賞。
筆の柔らかなタッチで描かれた、プックリとした蛙のお腹がたまらなく愛おしかったです^^
で、こちらが今回の戦利品。
また買ったの?と言う勿れ(笑)
鳥獣戯画を見ているうちに、筆の一発描きを体験してみたくて「写筆」を買ってみました。
時間に余裕のある時に、のんびり「写戯画」を楽しもうと思います。
展示を見終えて美術館を出たのは、18時半頃。
空は黄昏れ、昼間の暑さは落ち着いて、心地よい風が吹いていました。
台風が近づいている影響なのか、そのうち見事な夕焼け空に。
水面に映った空の色が、神々しいまでに美しく。
思わず見惚れて、しばらくベンチに座って夕景を眺めていました。
薄暗くなるにつれて、公園に人が増えて始めます。
ジョギングをする人や団体、花壇に水を撒く人、歩道を掃除する人。
まさに、市民の憩いの場といった感じですね。
夕焼けが終わると、美しかった雲は鈍色になり、ゆっくりと流れていきます。
ほんの数時間前まで、広島で働いていた私が、仕事帰りを福岡で過ごしている。
いつもとは違う、不思議な解放感を味わうことができました。
地下鉄で博多駅まで戻り、地下街の飲食店で晩御飯。
博多と言えばラーメン?という腹ではなかったので、水炊きをチョイス。
最初に出汁だけを飲むのですが、これがとっても美味しかったです。
20時の新幹線に乗り、21時には広島着。
滞在時間は3時間半。
まるで日帰り出張のような、週末のアフターファイブでした^^
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