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東方vocal 歌詞ブログ

東方vocalの歌詞を紹介しています。

紅い月

2013-12-25 09:04:27 | あ行
「紅い月」

射し込む窓の外 浮かぶ真円の紅い月
写り込む格子の影 十字に私を裂く
触れるだけで崩れゆく ガラスのように脆くても
その破片の先で 未来(あす)を丸く想い描く

すれ違う人が 寄せては消えて行く
私はここで 一人眠る

手を繋ぎ 共に進むはずの道
足跡遠く 続いている

無邪気さと切なさが 溢れ出して追い駆けた
愛しさよ この私を染めて

振り返る遠い月日 笑顔ばかりを夢見てて
繰り返すその日々に 時計針止めて
生れ落ち果てるまでの 運命の様に長くても
その時の殻一つ 思い切り破って

沸き上がり 熱く誘うフレーバーが
私を優しく 揺り起こす

酸っぱすぎた 甘いクランベリー・ソースを
重ねた過去に 回しかけて

寂しさと激しさが ぶつかり合って振り回した
愛しさよ この私を止めて

走り出す霧の中 その結末は見えずとも
写し出す月明かり 薄く滲ませて
吹くだけで飛びそうな 紅茶の葉の様に軽くても
溶け出したその赤を もっと紅(あか)にして

射し込む窓の外 浮かぶ真円の紅い月
写り込む格子の影 十字に私を裂く
触れるだけで崩れゆく ガラスのように脆くても
その破片の先で 未来(あす)を丸く想い描く

振り返る遠い月日 笑顔ばかりを夢見てて
繰り返すその日々に 時計針止めて
生れ落ち果てるまでの 運命の様に長くても
その時の殻一つ 思い切り破って

神々が恋した幻想郷

2013-12-25 08:59:00 | か行
「神々が恋した幻想郷」

君の大切なものは みんな此処にあるから
いつだって逢いに来て 君の幻想郷へ

茜差す季節が 山を下り
西の海に消えてゆく

見上げた空に君の声を聞いた
募る想いは地平を越え郷を巡る風

光差す大地の 向こう側に
見慣れた面影を追う

夢を手繰ってやり過ごした夜を
恋と呼ぶなら焦がれすぎてもう眠れない

霧で覆われた夜も 訪れない春の日も
大丈夫 傍に居て その手握るよ
私が描いた明日は 君が望んだ未来
此処へ来ていつだって 君を待っている

見上げた空に 君の声を聞いた
恋の神様 もう君だけしか見えない

月が隠された夜も 枯れない花のことも
想えば 想う程 胸が熱いよ
君の大切なものは みんな此処にあるから
いつだって 遭いに来て 君の幻想郷へ

君を待ってるから

誤魔化し

2013-12-25 08:57:18 | か行
「誤魔化し」

神様はいつも意地悪だなんて
どうしようもないことでいじけてた
自分で選んだ孤独な道が
いやになるくらい寂しくて泣いた

久々に会ったあなたはまるで
違う人みたいに成長した
けれどそのはにかんだ笑顔だけ
あの時と変わらず嬉しくなった

また会えて良かったって思ってたら
「また会えて良かったな」あなたが言った

ずっと独りだった心にそよ風が吹いた
あなたのこと思うと笑顔になれる

神様ごめんね八つ当たりして
悪いのは自分の卑屈な心
分かってるけれどあなたが来ないと
不安でため息ついてばっかり

うちからもなにかしら盗んでっても
別にいいよ怒るけど早く来てよ

少し行き過ぎた気持ち気付かないで欲しい
奥の奥にしまいこんで見えないよに

夢じゃない何かなんて知りたくなかったの
こんな想いするくらいなら独りでいい
そんな嘘ついて心誤魔化そうとしても
あなたのこと考えると幸せなの

神々の祈り

2013-12-25 08:54:40 | か行
「神々の祈り」

もし 私が天使で
闇に墜ちて果てる命のほんの少しだけ救い出して
その 光の欠片で
叶う日々があるとするなら君は何を差し出してくれるの?

言葉は いらなくて
私の そばにいて
いつでも求めているの

運命に背くは 誰がため? 迷い傷ついて
強く差し伸べるこの腕に 伝う絆

今 気持ちに臆して
闇の奥で眠る能力にほんの少しだけ負けそうだけど

言葉じゃ 言えなくて
私に 守らせて
いつでも見つめているの

天に響くは 誰の声? 迷い戸惑って
高く紫煙くゆらせる 悪夢の柱

東の方に落ちた月 夜に渦巻いた
厄を振り払えるのは 白き祈り

ただ風に 流される
私の 心さえ
儚く消える篝火

記録残すは 誰がため? ゆらりゆらめいて
御伽話に塗りつぶされし真の扉

運命に背くは 誰がため? 迷い断ち切って
開き永久へ書き記す 明日の翼

Harmonie

2013-12-25 08:52:50 | は行
「Harmonie」

豪奢に聳え立つ 館の主に
忠誠を誓ってます ただ傍に控え貴方に

身も心も魂さえも焦がれるほどに
しかし私は今も 唯一人待ちます
遠いあの空の 下で朽ち果てて
祈り捧げます 今日も寂々と

光よ彼の地を照らせ
綯い合わされ 一つになるから

朝の霧の中で 貴方の残影を見た
擦り切れた箒を 投げ出し追いすがり 息衝く

でもそれは徒夢で 雫となり消え去る
心とは裏腹に 今日も空は晴れるわ

また季節が過ぎ 私思い馳せ
襟を正すのです 今日も楚々として

遠いあの空の もとで縋りたい
やめて憐憫の 想いいらないから

漸く来る安息 綯い合わせれ一つになるから