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CommuniCaseがバージョン1.3.0に更新。添付ファイルの表示方法が変更

 ドコモが提供するマルチアカウント対応メールアプリ「CommuniCase」が2012/11/27、バージョン1.3.0にアップデートされた。
 今回のアップデートでは、Android4.1を搭載した端末に対応したほか、添付ファイルの表示方法変更や、SNSプラグインの追加、メッセージSへの対応などが行われた。

CommuniCaseがバージョン1.3.0にアップデート バージョン1.3.0のアップデート内容


 このうち、最も影響が大きいのはメール詳細画面における添付ファイルの表示方法の変更だ。
 バージョン1.2.1までのCommuniCaseでは、メールに添付された写真は本文の下に(大きすぎる余白を空けて)表示されていた。

CommuniCaseバージョン1.2.1までの添付ファイルの表示 CommuniCaseバージョン1.3.0では「添付ファイル保存」からメニューを開く操作が必要になった


 どういうわけかこの表示が廃止され、従来からあった「添付ファイル保存」ボタンをタップして添付ファイル一覧を表示し、サムネイル画像またはファイル名をタップしないと内容が確認できないよう変更されたのだ。
 spモードメールアプリについては従来から同様の扱いとなっていて、まかりなりにもメール詳細画面でプレビューが表示されることをCommuniCaseの強みの一つと捉えていたのに残念だ。iモード端末では出来る「普通のこと」が、また一つ出来なくなった。

添付ファイル選択画面。サムネイル画像をタップするとビューワが起動する。 spモードメールアプリでも添付ファイルを見るには手間がかかる。


 このほか、リニューアルされたCommuniCaseのロゴをタップすると、プラグインアプリが起動する機能が追加されている。
 現在提供されているのは、Jibe Mobile株式会社が開発した「SNS in CommuniCaseというアプリ。こちらもCommuniCaseと同じく複数のSNSアカウント(TwitterとFacebook)を統合して扱う事が出来ることがウリになっている。

SNS in CommuniCase FacebookとTwitterの統合アプリ


 CommuniCase本体の添付ファイル表示の件もあり、「また、余計なモノを…」と言いかけたのだが、これがなかなかどうして良くできている。
 もっとも、あくまでもCommuniCaseのプラグインアプリであり単独起動が出来ないし、リスト機能や、メインのTwitterクライアントをSNS in CommuniCaseに乗り換えるのにはやや壁が高いかもしれない。

使い勝っては悪くはない「SNS in CommuniCase」 あくまでプラグインであり、単独起動は不可


 このほかメール作成画面でのデコメ絵文字一覧のプレビュー表示が一回り大きくなっていたり、メール一覧の表示が(若干)改善していたりするなど機能強化が行われている。

 それにしても、添付ファイル表示方法の仕様変更は残念だ。本文直下に画像のプレビュー表示する機能を復活できませんかね。


【参考】

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