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円形脱毛症(3/5)

2018-02-05 | お手入れ

 

 3日目の記事は「周囲や年齢に合わせた治療」のお話。

 

円形脱毛症の中にはまだら模様に10か所くらい抜ける場合もあります。

Aさん(48)は「多発型」というタイプの円形脱毛症を患い通院しました。

脱毛部の頭皮に、わざとかぶれを起こす薬液を塗る「局所免疫療法」を提案され、

2日に一度、奥様に綿棒で塗ってもらったそうです。

 

円形脱毛症は、免疫の異常で、リンパ球が毛根を異物と勘違いして攻撃するために起こると考えられています。

この治療はかぶれを起こすことで、患部に別のリンパ球を呼び込み、

毛根を攻撃するリンパ球の働きを抑えることを狙います。

1,2週間後にうぶ毛が生え、1ヶ月後には脱毛の大半が埋まりました。

ただ生えてきたのは白髪。

メラニン色素を作る毛根が攻撃されやすい事の影響だそう。

薬の濃度を徐々に薄くしながら治療を半年継続。

元通りの黒い髪に戻りました。

 

円形脱毛症の治療法は、脱毛の広さや年齢によってさまざま。

脱毛範囲が狭い場合、ステロイドの塗り薬や局所注射、

広範囲なら局所免疫療法。

(ステロイドの局所注射や飲み薬は15歳未満には使えません。)

いずれの治療にも個人差があります。

 

たくさんの円形脱毛症のお客様をみてきましたが、なにもしなくても治っていく方が大半です。

なので「気にしないのが一番です。」とお答えしてきました。

そして皆様治ってきておりますが、

もし数が多い・長期間髪が生えてこない、などあれば、

皮膚科に行って治療をするのもお勧めします。

 

 

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