7月5日(日)MAKOTOシアター銀座にJIDAIさんのパントマイムを見に行ってきました。
JIDAIさんとの出会いは、JIDAIさんご自身が当八王子創健20周年記念会に、ご参加くださりパントマイムの役者さんでいらっしゃることを知りました。
奥様は、玄米酵素のヘルスリーダーさんで、ハイ・ゲンキを、ご注文いただいておりましたが、JIDAIさんがパントマイムの役者さんということを、まったく分りませんでした。
パントマイムはテレビでは見てはおりましたが、舞台で見たことはありません。
一度ぜひ舞台を拝見したいと願っておりましたところ、7月5日昼の部と夜の部の2回の公演を見る機会ができました。
1回目の公演は、あまり良く分かりませんでした ・ ・ ・
なぜ?
何も装飾のない非常にシンプルな舞台という空間に、 流れる様に演じるJIDAI さんと、音楽だけ・・・
JIDAIさんの動き表情から、なにかを受けためたい、なにを受け止めとめたら良いのか?などを思いながらの観劇でした。
2回目の公演
同じ公演内容でした。
演技が進むうち、いつの間にか雑念から開放され、JIDAIさんの演じる美しい、パントマイムの世界にいた、自分に気がつきました。
音がないはずなのに、ノックの音がするのです。
すごい、パントマイムの世界!
演目
「 老画家 」
若いであろうモデルが帰った後、妄想の中の欲望を老人を通して、人間をを演じていたのではないでしょうか?
「 劫 (こう)」
仏教用語で「きわめて長い年月」を表す言葉だそうです。
母親のお腹から生まれ、死をむかえるを何度も繰り返すことで、果てしない年月を表し、また木々が芽を吹き、花が咲き枯れていく姿などを通し、宇宙の始まりから終わりまでを、流れるような演技の美しさの中で観せ、永遠という永い年月の中の一瞬に生かされている私たちが、何を食べようか?何を着ようかなどと、思い煩うことのつまらなさ、むなしさ、チッポけさを教えられたような気がいたしました。
JIDAIさんは、「マイムから心と身体の平和へ」をかがげていらっしゃるそうです。
「 戦争 」
人の重さを、戦争という大きな大儀をもって、簡単に銃を向け、命を奪う、すさまじい姿をパントマイムという、美しい流れの中で矛盾することなく、演じきりました。
初めてパントマイムを見せていただき、動きと表情だけで、あんなにも多くの言葉があり、訴えることが出来るのだと知りました。
またひとつ、私の世界が大きく広がりなりました。
パントマイムに、JIDAI さんに心から感謝したします。
なぜ、1回目の公演はあんなに疲れたのでしょうか?
(理解しようとすることから、感じることが出来るようになったからとJIDAI さんはお答えくださいました。)
パントマイムを演じるには、
すごい体力と集中力、気力が必要です。
JIDAIさんを支える奥様もすばらしい!
これからも玄米酵素ハイ・ゲンキが、お二人のお役にたっていくことを信じて・・・
また、ぜひ舞台を見に行かせていただきます。
楽しい一日でした。
皆様もぜひパントマイムを観に行って見ませんか。
JIDAI様のホームページアドレスです。
jidai@ever.ocn.ne.jp
http://homepage2.nifty.com/daidogei/jidai
http://blogs.yahoo.co.jp/mime_jidai
外山