毎日のようにテレビ、新聞に殺人事件が報道されます。
それも、子供が親を殺す叉兄弟を殺すといった事件があまりにも多く、明日の日本は?と心配しているのは、私だけではないのではないでしょうか。
先日玄米酵素の講演会で、長野県上田市の教育委員長大塚貢先生のお話を聞き感動しました。
教育長就任以前に校長を務めていた頃の学校は、荒れ放題。
教室にタバコの吸殻が散乱し、学校の廊下にバイクが走行、不登校生が60人を超えるなど・・・
そんな学校地域が
「非行0、しかも学力は全国平均を上回り。通塾率は低い。」
に変化したそうです。
何が劇的変化を生んだのでしょうか?それは・・・
「ご飯給食」 「花壇づくり」 「楽しい授業の徹底」 でした。
1、 給食改善
米飯、具だくさんの味噌汁、焼き魚、副菜という和食し、完全米飯を実現
サンマ、イワシ、などの青魚はカルシュウム、亜鉛などが多く、キレきれにくい子に育つ。食材先も輸入物が多いことを知り、国、県、自治体と何度も話し合い、地産地消に切り替えた。
2、なぜ子供たちは凶悪犯罪に駆りたてられるのか?
凶悪犯罪を引き起こした児童の学校を尋ねて気付いたことは、どの学校も非常に殺風景でお花一輪さえ咲いていない。ある学校は廃校さえ感じたそうです。
そこに毎日通う子供たちの気持ちはどんなだったろうな!
荒れた学校に就任した先生は、雑草取りから土作り、堆肥つくりを子供たちと始めたそうです。作業を嫌がっていた生徒たちも芽が出たときから変わり始め、小さな苗を慈しむように、丁寧に水をあげるようになってきたそうです。
春から夏にかけて見事な花が咲き始めました。
こうした大塚先生の努力が、地域にも理解され、上田町は大きく花を開き、全国に教育の素晴らしさを発信しております。
外山