ふくりんの独り言

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遠い太鼓を読んで

2012年09月17日 | 読書


遠い太鼓  村上春樹

1986年から3年間のイタリア・ギリシャ滞在記

ギリシャのところを読みながら
現在のギリシャのことを思った
そして
新聞を開いたら、天安門事件にテヘランの事件ソビエトのガス輸送管爆発・・・
というくだりに今を思う
4半世紀前のことだけど
繰り返すというか繋がってるというか

そして
イタリアの郵便事情のところでは

私は1988年
今私の住む県のとある市に引越しをした
引越しの手続きで当然のように
住所変更を元の住居のある郵便局に出した
旧住所の宛名でも転送してもらえるから

しかし
配達されなかった

それはまだ民間ではなかった時代の話
あそこの配達員は一軒ごとにチャイムを鳴らし手渡しして更に世間話をしていた
一応市内である、山奥に点在しているわけではない
なので
そこそこ親しくなるとよいのだろうが(ほんと、時間は大丈夫?というくらい長話をしていったものだ)
見たこともない宛名の郵便物は局に置いていたのだろうか

宛名不在で戻ってはいなかった
というより、実際、局に置いて(保管?)あった

そして3年後転勤のシーズン
引越しの荷造りで疲れていたためチャイムに気づくのが遅れ
走って、配達員を呼び止めると
「もう引っ越したのかと思って」と郵便物を持ち帰ろうとしていた
転勤も引越しもまだ言ってないのに・・・
逆に引越ししたあと転送してたのかも疑わしい(届けは抜かりなく出したが)

これは数年前のこと
その市に住んでいる友に頼まれて書類を出したら
(例えば盛岡市内なら翌日
都内23区なら翌々日についている)
1週間以上かかった
書留も普通郵便も違いはなかった
速達にすればよかったのかな?(いまさら


東京23区内の郵便局だって同じようなことがあった
ゆうパックで翌日で時間指定無しにしたら
最寄の郵便局に午後着いて配達は夕方以降になりそうだから
夜指定ではないから配達は明日にしようとしたらしい

冗談じゃない
翌日時間指定無しというのは翌日中に(朝昼夜)届けてと言うつもりだったけれど違ったのか?
全部の時間帯にチェックを入れておくべきだったのか?
翌々日に届いたって意味がない
しかもそこは大きな寮で管理人がいる
そこの郵便局のすぐそばでもある

かと思えば
東京の立派な中央郵便局でだって
新潟に土曜日着で荷物を送ろうとしたら日曜日でなければ届かないといわれ
その旨、あて先にメールしたら、ならば土曜日はは外出するから好都合と言われた
すると
荷物は土曜日にに着いても不在のため
なんだかんだで引き取りはさらに1週間延ばすことになった



って

くだらない昔のことを思い出してしまった
当然ながら、当時の憤りは
かすか遠くのものになった
根にはもってないけど
寝た子を起こされた感あり