ミスター八丈島日記

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新潟県柏崎市消防本部 水難救助訓練中死亡事故 報告書

2024年04月23日 01時46分04秒 | 潜水事故
NO24024
2024(令和6)年4月22日(月)新潟県柏崎市消防本部 水難救助訓練中死亡事故 報告書


消防士の訓練中死亡事故 第三者委報告「効率性を優先」柏崎
04月22日 17時25分(NHK 新潟)

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240422/1030029075.html

去年10月、柏崎市の海水浴場で潜水の訓練中に20代の消防士が
おぼれて死亡した事故について、原因などを調査していた第三者委
員会は22日、報告書を消防側に提出しました。このなかで、消防
士が体調不良の不安を申告していたが、情報が共有されていなかっ
たなどとして、「安全よりも効率性を優先したと考えられる」と指
摘しています。
去年10月、柏崎市の海水浴場で当時26歳の消防士が、24時間
勤務のあと時間外勤務として参加した潜水の訓練中におぼれて死亡
しました。
この事故を受けて柏崎市消防本部は第三者委員会を設置して調査を
進め、このほど報告書がまとまり22日、消防側に報告書が手渡さ
れました。
このなかで、消防士は事故の2日前に上司に体調不良の不安を申告
していましたが、訓練の指導者には情報が共有されていなかったな
どと指摘しています。
また、陸上や船からの監視が行われないなど安全管理体制が不十分
で、その要因について「事故は発生しないだろうと思い込んでいた
ものと推定され、これにより訓練中の人員を削減していた」として
います。
そのうえで、「安全よりも効率性を優先した活動が許容される状態
であったと考えられる」指摘し、安全を最優先にする組織風土の構
築などを求めています。
柏崎市消防本部の小林晴久消防長は「組織全体の安全管理意識が欠
如していて反省すべき点だ。できる限りの再発防止策を行っていき
たい」と話していました。
この事故をめぐって警察は業務上過失致死の疑いで当時の状況など
を調べています。
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