1月16日
自治会内の家庭の内10数軒で毎年この時期にお日待をやってます。
この日はそのお日待に参加。シニアの方でも新年会が行われていたので、どちらに行くか迷いましたが今回はお日待に行きました。
親父に代ってお日待ちに参加するようになって10年以上。そもそもお日待ちって何なんや?という疑問が解決されないまま過ぎました。図書館やネットで調べた事も有りましたがハッキリしない。日本全国にお日待ちという行事は有るようですが、決まった形式も無いようです。自分達の先祖達が先祖達から引き継いできたお日待ちという行事というしかない。
自分達のお日待ちは、家元が伊勢神宮でお札を受けてくる。そのお札を床の間にお祭りする。飾りつけは代々引き継いできた掛け軸など。お供えに大根ごぼう人参も伝統の方法で飾る。するめやみかん饅頭など。その床の間にメンバーが集まりお参りする。神主さんに来ていただいてお払いも受ける。その後は直らい。親父の頃は文字通り日が昇るまで呑んでいたようです。翌日の昼まで続いたそうです。自分が参加し始めた頃は、夜中に一旦自宅に戻り、翌朝再集合、喫茶店でモーニング、家元の家で昼ごはんを食べて解散でした。今では約2時間、7時スタートで9時過ぎに解散。ずいぶん簡素化されました。それでも、もう辞めたいという人が多数いて、来年からさらに簡素化し、数軒で存続することになりました。
お日待ちに代々受け継がれている会計報告が有るのですが、一番最初は江戸時代です。達筆すぎて読めないですが、寛永〇〇年とか書いてある。会計報告があるのがその年からで、ホントはもっと前から続いているのかもしれない。自分も面倒やし辞めたいと思いましたが、その会計報告を引き継ぐだけでもやらなくてはという気がしてます。数百年の中には何度もやり方を変えてるはずです。今回もそのうちの一回と思って続けることにしました。どうやって続けるのかはこれからの話し合いです。そもそもお日待ちって何なんやというのは解決してないですが。