初夢
2008年01月03日 | 夢
1月1日の夜に見る夢を初夢というそうです。
これは、うちの奥さんに指摘されるまで、てっきり、1月1日の朝に見た夢を初夢だと思い込んでました。
さて、1月1日の朝は、何とも意味ありげな面白そうな夢を見た記憶があり、その内容についても、うちの奥さんに話したのですが、
「それは初夢じゃないよ。」と言われて、がっかりして、そのまま忘れてしまいました。
で、1月1日の夜(というか2日の朝)、きちんと変な夢を見ました。
僕は、貧乏な小さな帝国の独裁者になっている。そして、おそらくアメリカと戦争をしていて、敵の圧倒的な物量面での優勢の前に我国の命運は風前の灯となっている。こういう状況を完全に逆転するための切り札として、我国は、多少エキセントリックな天才科学者がいて、彼が研究している重力制御装置が完成すれば、我国の食糧危機(破壊された備蓄庫からの運び出しも、アメリカからの密輸も可能)も、アメリカが既に開発を終えている重力爆弾への対策も、またアメリカの空軍による爆撃対策も、全てが解決できる。
ある日、司令室にその天才科学者と一緒に詰めていると、アメリカの重力爆弾がなぜか不発となる現象が発生した。測定器から司令室に大量の測定データが届き、司令室のコンピューターが大量の紙テープを吐き出し始める。(「なぜ、紙テープなのだ!データは液晶ディスプレイに表示しろ!」と自分突っ込みをした後、我国は貧しくて科学技術でも劣っているので、液晶ディスプレイはアメリカから買う必要があったのだとがっくり肩を落とす。)
その天才科学者は、紙テープを手に取りしばらく眺めていたが、突然「総裁、わかりました!」と叫んで司令室の奥に置いてある制作途中の重力制御装置に向かって作業を始める。
(「なんで、司令室の片隅でそんなものを作っているのだ。しかも、明らかにその形状は精米機だし。しかもはんだごてで、作れるくらいのメカなんだ!」)
「総裁、重力制御装置が完成しました。これで我国の勝利は確実です。」
(「って、さっきから完成まで一分もかかってないじゃん。しかも、設計図とか見ずにフリーハンドで作っているよ。って、彼は天才だからいいのか。」)
と自分突込みをしている間に、彼はとっとと重力制御装置のスイッチを入れ
「さっそく、扉が破壊されて取り出せなくなっている食料を動かしてみます。」
と言って、いきなり操作を始める。「あ、ちょっと待て。いきなり重力制御装置を動かすと、アメリカの重力レーダーに検知されて、司令室の場所がばれるかも。」と叫んだが、既に手遅れで、司令室はいきなり電源が落ち、大きなサイレン音が響き、警報が流れる。
「アメリカ空軍による爆撃を受けています。電源系統は既に破壊。ただちに全員退避。」
天才科学者を連れて防空壕に避難しようと手を伸ばすと、彼は重力制御装置にひしっとしがみついて、「嫌だ!せっかく完成させたこの装置と離れるのは嫌だ!一緒に死ぬ!」と叫んでいる。
「君の頭脳があれば、これから何度でも装置は作り直せる。今は早く避難しよう。」と説得に努めるが、駄々っ子がいやいやをするように装置にしがみついている。我が帝国もここに滅んだかとがっかりする。
という夢を見ました。
実は年末に買った岡田斗司夫の『「世界征服」は可能か』を読み終わったところで、もうその影響をもろに受けている夢ですね。
子供の頃、テレビのヒーロー物を見ながら、性格的につまらない正義のヒーローよりは、魅惑的な悪の世界に惹かれた方は、ぜひこの本をお読みください。
と、最後は本ネタに走って終わるのであった。
これは、うちの奥さんに指摘されるまで、てっきり、1月1日の朝に見た夢を初夢だと思い込んでました。
さて、1月1日の朝は、何とも意味ありげな面白そうな夢を見た記憶があり、その内容についても、うちの奥さんに話したのですが、
「それは初夢じゃないよ。」と言われて、がっかりして、そのまま忘れてしまいました。
で、1月1日の夜(というか2日の朝)、きちんと変な夢を見ました。
僕は、貧乏な小さな帝国の独裁者になっている。そして、おそらくアメリカと戦争をしていて、敵の圧倒的な物量面での優勢の前に我国の命運は風前の灯となっている。こういう状況を完全に逆転するための切り札として、我国は、多少エキセントリックな天才科学者がいて、彼が研究している重力制御装置が完成すれば、我国の食糧危機(破壊された備蓄庫からの運び出しも、アメリカからの密輸も可能)も、アメリカが既に開発を終えている重力爆弾への対策も、またアメリカの空軍による爆撃対策も、全てが解決できる。
ある日、司令室にその天才科学者と一緒に詰めていると、アメリカの重力爆弾がなぜか不発となる現象が発生した。測定器から司令室に大量の測定データが届き、司令室のコンピューターが大量の紙テープを吐き出し始める。(「なぜ、紙テープなのだ!データは液晶ディスプレイに表示しろ!」と自分突っ込みをした後、我国は貧しくて科学技術でも劣っているので、液晶ディスプレイはアメリカから買う必要があったのだとがっくり肩を落とす。)
その天才科学者は、紙テープを手に取りしばらく眺めていたが、突然「総裁、わかりました!」と叫んで司令室の奥に置いてある制作途中の重力制御装置に向かって作業を始める。
(「なんで、司令室の片隅でそんなものを作っているのだ。しかも、明らかにその形状は精米機だし。しかもはんだごてで、作れるくらいのメカなんだ!」)
「総裁、重力制御装置が完成しました。これで我国の勝利は確実です。」
(「って、さっきから完成まで一分もかかってないじゃん。しかも、設計図とか見ずにフリーハンドで作っているよ。って、彼は天才だからいいのか。」)
と自分突込みをしている間に、彼はとっとと重力制御装置のスイッチを入れ
「さっそく、扉が破壊されて取り出せなくなっている食料を動かしてみます。」
と言って、いきなり操作を始める。「あ、ちょっと待て。いきなり重力制御装置を動かすと、アメリカの重力レーダーに検知されて、司令室の場所がばれるかも。」と叫んだが、既に手遅れで、司令室はいきなり電源が落ち、大きなサイレン音が響き、警報が流れる。
「アメリカ空軍による爆撃を受けています。電源系統は既に破壊。ただちに全員退避。」
天才科学者を連れて防空壕に避難しようと手を伸ばすと、彼は重力制御装置にひしっとしがみついて、「嫌だ!せっかく完成させたこの装置と離れるのは嫌だ!一緒に死ぬ!」と叫んでいる。
「君の頭脳があれば、これから何度でも装置は作り直せる。今は早く避難しよう。」と説得に努めるが、駄々っ子がいやいやをするように装置にしがみついている。我が帝国もここに滅んだかとがっかりする。
という夢を見ました。
実は年末に買った岡田斗司夫の『「世界征服」は可能か』を読み終わったところで、もうその影響をもろに受けている夢ですね。
子供の頃、テレビのヒーロー物を見ながら、性格的につまらない正義のヒーローよりは、魅惑的な悪の世界に惹かれた方は、ぜひこの本をお読みください。
と、最後は本ネタに走って終わるのであった。
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