よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

今朝見た夢

2006年01月30日 | 
深夜、救急車の音と人の騒ぐ声で目が覚めた。
隣でうちの奥さんも起きていて、さっきからずっと外が騒がしいと言っている。
突然、女性の嘆き声がまっすぐこちらに向かってきて、うちのマンションの前まで来た。それを追いかける男性の声もして、うちのマンションの前の道路でなだめている様子。
ここまでは、夢うつつながら、きっと本当の話。

その後、寝入って夢を見た。
外の騒ぎがずっと続いているので、ちょっと様子を見てくると、布団を出た。マンションの荷物用エレベーター(注1)の降り口のところで、ジャージ姿の知的障害を持つらしき男性をスタッフっぽい人が3人くらいで抑えているのとばったり出くわす。スタッフはなぜかそこで、障害の男性を離し、急いで去っていく。
障害の男性はまっすぐ僕のところに向かってくるので、僕は身動きできなくなる。僕は自分に、自分は人間でなく、ここに置いてある荷物だと言い聞かせる。男性は、僕の顔をなでたり、鼻をつまんだりするが、僕が無反応なので、諦めて去っていく。(注2)
ようやく解放されて、僕はマンションの正面玄関に回るが、そこは国内からの移民の人がいっぱい集まってきていて、みんなで抱き合って再会を喜んでいる。その人ごみを掻き分けて、自分の部屋に戻ろうとすると、自分の部屋であったはずの場所に、いかにも移民風に大きな荷物を並べ汚い毛布を身にまとった人が、いっぱい集まって、床に座っている。
スタッフらしき人が、「あなたも移民ですか?」と話しかけてくる。かっとして、「ここは僕の部屋だ。」と言うと、「うちは大家さんからきちんと借りてますよ。」と答える。一緒に寝ていたはずの、うちの奥さんはどこに行ったのだ。
僕はマンションの各フロアを駆けずり回って懸命に探す。マンションなのに、何故か木造アパートの廊下になっていて、そのうち夜が明けたらしく、近所の人が部屋から出てくる。なぜか、風呂や食堂や洗面が共用になっているらしい。(注3)
「朝ごはん、食べないのですか?」と声がかかるが、僕はまだ寝ていないし、うちの奥さんが見つからない。
二階の廊下の上り口、一番玄関に近いところに、見慣れたタンスが置いてある。奥の畳の部屋を覗くと、うちの奥さんが寒そうに布団にくるまっている。
「大丈夫!?」と思わず叫んで、入っていくと
「大家さんが、うちらの部屋から追い出して、好意でこちらの部屋に住まわせてくれるんだって。何とか最低限の荷物は持ち出したんだけど。」と涙顔で訴える。(注4)
ごめん、僕が外に様子を見に行かなければ....と、泣きながらうちの奥さんを抱き締めた。

というところで、目が覚めた。いつの間にか外の騒ぎは収まって、しんと静まり返っている。うちの奥さんは隣で静かに寝息を立てていて、周囲は平和で安全ないつもの自分の部屋である。
すごく安心すると同時に、とても疲れて、また暖かい布団にもぐって、惰眠の続きを貪ろうとした。
(注1) うちは荷物用エレベーターが別にあるようなでっかいマンションではありません。
(注2) 知的障害者の方が危険であるかのように思わせる表現になっていて申し訳ありません。夢で見た内容をそのまま描いただけなのですが。
(注3) うちはもちろん各住戸に風呂とトイレがあり、食事も共同ではありません。よっぽど寮生活が染み付いているらしい>自分
(注4) うちの大家さんは、もちろんこんなエキセントリックではありません。むしろ、住人思いのよい大家さんだと思います。


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