よんたまな日々

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ググったらビビった、何故そこまで?、ロッチと子羊、昨日何食べた?

2022年09月22日 | ネット生活

先日書いた記事が、Google検索で三番目に表示されました。証拠画像です。ジャーン!



阿佐ヶ谷アパートメントは、良質な番組なので、みんな感想をいっぱいアップしているだろうなと、他の人の感想を読みたく、「阿佐ヶ谷アパートメント 感想」で検索したら、いきなり自分の記事が出てきてビビった。
一度Google画面を反射的に消してしまったのだけど、少し冷静に考えて、記念に画面キャプチャをパシャり。
これが正解でしたね。現在はGoogle検索しても、私の記事なんてどこにあるのか、わかりゃしない。
よい記念が出来たので自分で晒しておきます。

さて、ロンドン五輪の開幕式で、ボンドと共演し、世界を驚かした我らが英女王エリザベスの葬儀が無事終わりました。
日本では台風襲来の真っ最中に行われたこのセレモニーを、台風情報以上の熱意を持って放送した国営放送に、一部ネット記事で批判が集まりました。
私も葬儀の様子が見たけりゃ、BS1で特集番組流しているんだから、地上波は台風報道に特化して欲しいと思いながら見ていましたが、冷静に考えると、BSはアンテナを立てるかケーブルテレビと契約している一部の家庭でしか見れないことに思いいたり、しょうがないと思っています。天皇陛下が参加している国際的なセレモニーなので、台風情報よりも重要と考える視聴者もいるでしょう。

私は奈良の生まれで、NHKのお昼のニュースを見ていると、全国ニュース、大阪放送局の関西ニュース、奈良局の地方ニュースと切り替わって行って、天気予報でまた全国放送に切り替わるというのを毎日見ていたので、自分の興味の中心が東京の人とずれているというのを体感しておりました。

東北で雪が50cm積もるより、東京で雪が5cm積もるほうが全国的には大きなニュースになるという世界に生きていることを意識しておきたいです。

イギリスの女王は、世界中の人から弔いの気持ちを集めて(イギリスの植民地支配に傷ついている地域の人を除く)、旅立ちましたが、翻って安倍元首相。
国葬反対デモで遂に焼身自殺をする人が出てしまいました。
誰かの命が損なわれることはもうたくさん。
何故、そこまでして反対するのか、私には理解できません。
そのニュースを見て、
「国葬はやりたい人がやればいいのにね。」
と呟いたら、家内が
「国葬はそういうものではないでしょう。やりたい人がやる葬式なら、それこそ国葬にする必要はないんじゃない?」
と反論。私にとって、安倍は日本の政治の汚点であり、最期も含め、穢れの象徴です。穢れの象徴だから、国家としてきちんと払って欲しい。そういう気持ちで安倍の国葬を期待している、この気持ちは、きっと誰とも共有できない。ランチの軽い話題ではないので、そのまま沈黙してしまいました。
他の記事にも書きましたが、長屋王、崇徳院、菅原道真、平将門に連なる、国内政治の大きなエラーだと思っています。

今日最初の曲は、ビスキャッツ「残響散歌」


最近のアニソンって完成度高すぎてアレンジの余地ないと思っていたのですが、しっかりロカビリーしてます。

まあ、所謂シルバーウィークの最中ですが、三連休と三連休の間の中三日出勤、在宅も含めて、浮ついた気持ちで働いております。
そんなある日の夕餉のお供に見た番組が、ロッチと子羊。お笑い芸人ロッチが市井の人のお悩みを聞いて、議論していく中で、歴史的な哲学者が、それについてどう考えたかを山口大の小川教授がわかりやすく教えてくれるという番組。
「ソフィーの冒険」や「世界の哲学者に人生相談」など、過去にも同じ趣向のコンテンツはいっぱいありましたが、この番組はロッチの中岡さん、コカドさんのキャラのせいか、番組の人選か、相談に来る人のキャラが立ち過ぎていて、哲学の世界に収まらないのを、小川先生が無理矢理押し込めて行くところが楽しい。

今回は東京三鷹の小中一貫校の中学生達がお悩み相談。この学校に対し、うちの奥さんから、偏差値について一言あったのはご愛嬌。私も山上容疑者の出身高校について、家庭内で偏見に満ちた発言をして、大いにウケたので。昭和の高校生達の凄まじい偏差値教育は、身体的反応として染み付いております。

まあ、ここでもオマセな女の子ちゃんから、「恋愛がわからない」というお悩み相談。これに対し、中岡さんが語る語る。
面白いので小川教授がなかなか突っ込まず、楽しい展開となりました。
小川教授はレヴィナスの他者への渇望を引いて、解説しますが、我が家では、教授の解説にあった「自然に」という表現。最後に女の子が言った「自然に任せて待ちます。」という表現を巡って大激論。

私は「自然に」を「意図せず、積極的に求めず、受動的に」の意味で受け取り、家内は「時間が経過すれば、本人の意思と無関係に」の意味で受け取っていた。
恋愛というのはコントロールできないという点では二人の意見は一致しているのだが、それでもその動物的な恋愛感に二人とも反発し、片や多様性重視の視点から、片や恋愛の主体は自由意志にあるべきという信念から、小川先生も相談者の女の子も批判の対象となっていました。NHK教育の番組ですから、しかも中学生が相手ですから、踏み込んだ話はできませんが、恋愛から性欲を外したら、話の本筋を大きく見誤ることになります。
しかし、家内との会話が弾む面白いネタであった。

もう一つの相談は、リベート部の部長が、校内で個性的と言われていながら、周囲の「普通」に合わせてしまい、自分の個性が表現できないという悩み。
私も中学生の頃は、かなり変人扱いされたクチですが、処世の術を身につけて、すっかり普通に‥と話し始めたら、やはり家内から、「貴方のどこが普通なのさ?!」と早速ツッコミ。
まあ、個性は教育で伸ばさないといけないやわなモノじゃなく、集団教育に埋没しているつもりでも、ジワリと現れる個性というのがあるので、大丈夫ですよ。
リアルに所属する集団以外でも、趣味の友人は見つけられるので。
番組で紹介されたカネッティの言葉は名言ですが、同調圧力に負けず、自身の個性を磨いて行きましょうねって感じで。
流石リベート部の部長さんだけあって、対話の応答が三歩先を進んでいて、話に追いつくのに大変でした。
大変面白い内容でしたが、こういうのは見て消す方が頭に残ると、家内が録画番組をゴッソリ消去したので、NHKサイトの番組説明と記憶のみで書いております。

それでは次の曲。丘みどりの「難破船」をどうぞ。


哲学系の話は面白いのですが、私に基礎知識がなく、通り一遍の内容しか、書けません。
ただ、ロッチと子羊でデカルトの「我思う、故に我あり」をやった時に、ちょっと思い出したエピソード。
私が中学一年生の時、愛読していたサイボーグ009で、ゴースト団のラスボスが出てきた時に、衝撃を受けました。
ラスボスは三つの脳みそが培養液に浮かんでいるだけの存在で、高度に抽象的な思考から、手下共を使って、サイボーグ009達を追い詰めましたが、全ての手下を倒してしまえば、自分では動くことすらできないただの考えるマシンだったのでした。

私が衝撃を受けたのは、脳と現実のインタフェースがただのセンサーからの電気信号で、ゴースト団のボスは、現実世界のセンサーと繋がっていますが、同じ仕組みで、センサーをシミュレーションするPCを繋げば、現実世界を生きているつもりで、仮想世界を生きられる。つーか、僕ら自身も実態はもうこうなっていて、仮想世界の中で暮らしていることに気づいていないだけかもしれない。

友達にこの発見を伝えなければと、中学校にコミックス「サイボーグ009」を持って行って、該当ページを見せ、仮想現実の説明をしたのだけど、誰にも理解してもらえず、物笑いのネタにされるわ、学校の先生にバレてコミックスは取り上げられるわで、散々でした。

大人になってから、映画「マトリックス」を見た時に、この仮想世界ネタ、僕は1979年に気づいていたととても悔しかった。

高校でデカルトを習った時に、デカルトも仮想現実を知っていたのかと驚いた。
そして、「我思う、故に我あり。」を座右の銘にしようと思った。実際には普段ほとんど忘れているけど。

ということで、次の曲は凪原涼菜さんのカバーで「スカイクラッドの観測者」です。


シュタインズゲートは、SFヲタク心をくすぐるネタ満載なのですが、この曲の歌詞もとても楽しいです。
凪原涼菜さんの声や歌い方も曲によくあっていて、素晴らしいですね。

それでは最近食べたモノの写真を・・・





ランチでよく行く町中華で、冷やし中華を完食。もう秋になるので、早く食べておかなくちゃと思った。


rangdaの合いがけカレー。野菜たっぷりで、スパイスとよく合う。2辛でヒーヒー言いながら食べていると野菜の甘さが際立つ感じがします。

本日最後の曲はJhonaさんで宇宙刑事ギャバンのテーマ。


明日からの三連休は、またまた台風が来るみたいですね。皆様、気をつけてお過ごしくださいね。




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2 コメント

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Unknown (グラーフリッター)
2022-09-25 18:27:17
極端な話ですが、実際問題「国葬なんてやりたい奴がやれ」になるんですよね、これが実の所 ツイッターでもこういう意見があるイメージが、個人的にはあります
とは言え、最近の個人的な心象としては、「急いては事を仕損じる」の一言になってるのも事実 国葬決めた奴がもっと上手くやれば、こうもならんかったやろ、ってな感じで
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/politics/nikkangendai-874448.html

しかし過激な話になりますが、これは起こるべくして起きた事件、というイメージ以外出てません もっと凄いことが起こるんじゃないの?とも
私はどちらかというと国葬反対側の人間ですが、ここまでして反対したいか?と聞かれると、流石に違いますけどね

こういうの考えると、人間中立が一番楽よー、とも思います
こういう所、私はある意味で典型的な日本人なのかもしれません
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Unknown (h_tutiya)
2022-10-10 14:28:44
グラーフリッターさん、コメントありがとうございます。
国葬は無事終わってよかったです。
国葬の日は、私は体調が絶不調で、でも仕事が忙しく、ニュースを見る余裕はほとんどありませんでした。

菅元官房長官が、素晴らしい追悼の辞で、株を上げたそうですね。

葬儀も終わったし、安倍さんのことは忘れて先に進みましょうというのが、今の私の気持ちです。でも国葬に拘る保守派の人は頑張ってルール決めてくださいね。

リベラルで私が納得する政治家の人は、国葬になんかしなくていいですから。

というのが、今の私のスタンスです。

葬儀は、生者が死者にサヨナラを言う儀式。安倍元首相のように、ルール違反ばかりやっているのに、人気がある政治家は、キチンと葬った上で、忘れ去りたいです。

まだ本屋に行くと、安倍さんを讃える雑誌、書籍が平積みされていて、気持ち悪いですけどね。
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