たいちょうの日々雑感

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5月19日(火)のつぶやき

2015-05-20 01:21:35 | 日記

言語共同体の創世記にその民族の歴史を飾る英雄のフィクションが作られるって聞くと、イザナギイザナミ夫婦が国土の言語統一のために歌を歌って巡幸してたって話のある「ホツマ」は(今のところ江戸中期までしか足跡が辿れないそうだけど)やっぱり結構古い時代に編まれたんじゃないかと思った。

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@H_taityou ロランとかエル・シッドとかの武勲詩が歌われ始めるのが、ロマンス語創世記って考えると、いずれかの世俗語がその話者の範囲を拡大(標準語化)していくのと、その言葉で歌われる歌の伝播との、相補う形で民族意識の基礎を固める役目をしたんだなぁと…んで、ブリテン。

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@H_taityou ブリタニアに目を向けると、修道士による年代記は書かれているけど、ジョングルールがパフォーマンスするような武勲詩って、大陸側と同時期には無い。何か歌ってた芸人はいたのだろうけど、大陸のように誰もが知ってるロランとオリヴィエ♪みたいなネタはなかったよう。

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@H_taityou アルフレッド大王はいろんな伝説を生んでるけど、武勲詩が作られるような世俗的流行に行かなかった…のは、ブリテン7王国の状態ではジョングルールが同じ言葉の同じ歌を携えて定期市を転々として口に糊するのは不可能で、この時点では大陸的な民族意識は生まれようもなかった

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@subarujst さすがです!『青少年のための管弦楽入門』…しか出てきませんTT←


@subarujst 仏語か英語かだなんて…音楽家さんは言語マルチでホントすごいです。仏語の単語ってばすごい読みづらい…ラング・ドイユって片仮名書きしてあるのが、綴り見ると、らんぐどおいる…つまりオイル語?? って…うがーってなりますTT


@kamoyamakoto 『ベオウルフ』はゲルマン民族の言語共同体に対して役割を持っていた口承文学だろうと思います。それが10世紀頃に(おそらく修道士の手で)古の物語として書き留められたんだろうと。


@aiwetir はい、ベーオウルフはゲルマン民族の言語共同体に対して役割を持っていた口承文学だろうと思います。


@subarujst 文章は大陸と同じ知識を持つ修道士が書き残したけど、口語の方は民族の流入退去が激しくて、標準語のステイタスを得る方言←の形成が遅れたってのが原因だろうと思います。聖杯関連の歌が輸入されたあたりでいろいろスタンダード化されたんじゃないかなと。


アンヴォワ→envoi …仏語のつづり、片仮名開きと合致しなくて辛い。gesteはゲステじゃなくてジェスト…@@


(↓…でも中世にどう発音してたかは分からないな…)