「義務」は英語でobligationで、ポルトガル語で「ありがとう」の意味になるobrigadoは同系ですが、前項同様、LとRが入れ替わっています。
さらに、イタリア語の音楽用語には「オブリガートobbligato」があって、「独奏または独唱部の効果を高めるため、伴奏楽器で奏される主旋律と相競うように奏される助奏」『大辞泉』です。
カタカナで書くと「オブリガード」と「オブリガート」でそっくりですが、意味はまったく異なっているように思えます。
しかし、綴りがこれだけ似ているのですから、意味的にもつながりがあるはずです。ここでの鍵は真ん中辺りにあるligです。
「靭帯」は英語でligamentですが、このligは「つながり」を表します。英語では、そこから「約束、法律などでしばる(結び付ける)」ことから「義務」になりましたが、ポルトガル語では「神との結びつきに感謝」の意味から「ありがとう」を表す語になりました。ちなみに他のヨーロッパの言語では「神の恩寵(思い)」の意味の語が「ありがとう」になっています(gracias, merci,thank, etc)。
すると、イタリア語の「オブリガート(obbligato)」は、「主旋律」と「結びつき」を持つもので「助奏」という日本語になると考えらられます。
さらに、イタリア語の音楽用語には「オブリガートobbligato」があって、「独奏または独唱部の効果を高めるため、伴奏楽器で奏される主旋律と相競うように奏される助奏」『大辞泉』です。
カタカナで書くと「オブリガード」と「オブリガート」でそっくりですが、意味はまったく異なっているように思えます。
しかし、綴りがこれだけ似ているのですから、意味的にもつながりがあるはずです。ここでの鍵は真ん中辺りにあるligです。
「靭帯」は英語でligamentですが、このligは「つながり」を表します。英語では、そこから「約束、法律などでしばる(結び付ける)」ことから「義務」になりましたが、ポルトガル語では「神との結びつきに感謝」の意味から「ありがとう」を表す語になりました。ちなみに他のヨーロッパの言語では「神の恩寵(思い)」の意味の語が「ありがとう」になっています(gracias, merci,thank, etc)。
すると、イタリア語の「オブリガート(obbligato)」は、「主旋律」と「結びつき」を持つもので「助奏」という日本語になると考えらられます。