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私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

人生の峠っていつ頃なんだろう?

2024年11月13日 | 自分のブログ

先日「徹子の部屋」で高齢者専門家医の 和田秀樹先生がご出演していました。

大変参考となるお話しをされていて、ネットで「70歳の正解」(80歳の壁)を購入したくらいです。

ところで、一般的に60代では約「40人に一人」ですが、80代では約「3人に一人」認知症の有病率、即ちボケる人の割合だそうです。

脳だけではなく健康も見た目も、分岐点は70歳。いつまでも若々しい人でいるか、一気に老け込むかは、60代から70代にかけての生き方で決まるとしていました。

そう言う意味では、私はすでに70歳半ばも過ぎ後期高齢者となり、平均寿命が90歳にしても、あと10数年です。

まして、一般的に85歳になればボケ症状が出てもおかしくない年齢とすれば、あと7~8年なのです。先生の仰る内容は後日にしますが、あまりネガティブにならずに、自分(人生)の峠はいつごろだったかを考えてみました。

しかし、自分では分かりませんので一般論を調べてみました・・・。

「人生の峠」とはよく、人生における分岐点や転機、または上り坂と下り坂の境目を指す表現として使われますが、実際に「いつが峠か」は人それぞれですね。

一般的には、次のようなタイミングが峠と感じられることが多いと書かれていました。

*誰でも同じお月さんを見ているのですね(昨夜です)

【30代から40代の転機】

*たしかに、この頃はいろいろと変化の起る時でしたね。よく42歳が人生の峠と言う方もいます。

多くの人にとって30代から40代は、仕事や家庭、健康など、人生の多くの側面で変化が起こる時期です。この頃、キャリアが安定してきたり、役職が上がったりする人も多い一方で、責任が増えてストレスも多くなりがちです。この時期が「人生のピーク」や「峠」と感じる人も多いようです。

団塊の世代ですので、まさに競争社会でした。次の世代はいろいろとありますが、ゆとり世代とかZ世代もあります。今では結婚しない方々も増えているのも事実です。

【50代から60代の定年や引退】

*私は60歳定年退職し、次の仕事を65歳まで、また72歳まで他の企業でお手伝いしていました。70歳の頃に世界を揺るがす新型コロナウィルスが広まりました。72歳の時にまだ手伝って欲しいと言われましたが、完全退職を決断いたしました。

仕事に一区切りをつけ、家庭や自身の健康に重きを置くようになる時期。これも人生の大きな転換点です。「人生の峠を越えた」という感覚を持ちやすく、セカンドキャリアや新しい趣味を始める人も多いのです。

もしかしたら、私の人生では、年齢ではなく仕事に区切りをつけたのが峠だったかも知れません。

【人生観や価値観の変化】

具体的な年齢に限らず、病気や家族の変化、予期しない出来事に遭遇すると、人は自分の価値観を見直すことが多くなるのでしょう。まさに、私はこの時期になっている(入っている)ような気もいたします。

こうした体験を通じて、「これが自分の人生の転機だ」と感じる瞬間が峠になることもあります。

また、峠を過ぎたと感じることは必ずしもネガティブではなく、そこから新しい視点で人生を楽しむ余裕が生まれる場合も多いかと思います。

しかし、私は自分では理解してても、納得するまでには時間がかかっています。

80歳代が幸せと感じる人が多い理由は、人生経験を重ねたことで生まれる「心の安定」と「充実感」にあると言われています。

80歳代において幸せを感じる要因として挙げられていることは・・・。

【自己受容と心の安定】

年齢を重ねるにつれて、自己受容が深まり、過去の失敗や後悔に対する気持ちが穏やかになるとしています。若い頃は競争や成長へのプレッシャーが強く、自分に厳しいことも多いですが、80代になると自然と「ありのままの自分」を受け入れられるようです。

【プレッシャーからの解放】

仕事や子育てといった人生の責任から解放され、自由な時間が増えることで、自分のペースで好きなことを楽しめるようになるとしています。社会的な役割の重圧が薄れ、心の余裕が生まれることも、幸せを感じる要因なのでしょう。

【人間関係の充実】

長い人生の中で築いてきた家族や友人との絆が深まり、大切な人々と時間を共有する喜びを感じやすくなるとのことでした。また、必要以上の付き合いは避け、気の合う人とだけ交流することで、穏やかな関係が築けている方も多いようです。

夫婦関係では、現職時代のように夫は仕事・妻は家庭と、妻に対して退職後も当たり前のように命令口調になる方もいるようですが、これを「夫源病」と言うようです。

退職後20~30年一緒に暮らすことになることを考えると、嫌なら分かれる方が自分の幸せがあると・・・。好き勝手に、楽しく美味しいものを食べて人生を送るのも良い?と言っていますが、いざとなるとなかなか出来ないのが現実かと思います。

【日常の小さな幸せに気づく力】

若い頃には見逃しがちだった日常の小さな幸せや美しい瞬間に気づく力が育つようです。歳を重ねると、季節の移り変わりや家族との団欒、健康な日常といった些細なことに幸せを感じられるようになるとしていました。

「いまを楽しむ」意識の向上

歳を重ねるにつれて、「いつか」ではなく「いま」しかないという気持ちが強まり、目の前の瞬間を大切にするようになり、日々の一瞬一瞬を味わう意識が高まり、それが大きな幸福感につながるとしていました。

80歳代になると、若い頃にはなかった「穏やかな幸せ」や「深い満足感」を感じやすくなるとしていました。しかしボケとの同居?も始まるのでしょう。

和田秀樹先生著の内容は、後日ご紹介いたします。

90歳が平均寿命としても、85歳では健康寿命(他人のお世話なしで生活できる)方は3人に1人のようです。著者の和田秀樹先生も医者でありながら、高血圧・肥満など病気のデパートだと言っていましたが、でも普通に暮らしていると言っていました。

丈夫でいるかは賭けである。と・・・。これも自分が持った運なんでしょうか?

そう~本書ではP168 で、ブログ発のベストセラーも増えているとのことです。みなさん頑張ってください!

 

yuki76


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (sr1007)
2024-11-13 08:25:43
sr1007
70歳の誕生日に娘から和田秀樹さんの「70歳が老化の分かれ道」をプレゼントされたのが和田さんの本を読むきっかけです。その後はほぼ全部読んでます。
わかりやすい言葉で書かれてて読み易いですね。
80代が幸せを感じる人が多い、80代になるのも楽しみです。
yukiさん現役時代のお仕事柄でしょうか文章をまとめたり要点を伝えることとてもスッキリわかり易いです。
有難うございます。
返信する
Unknown (sr1007さん←yuki)
2024-11-13 09:02:05
おはようございます!
東京地方の良い天気で、先日作った物干し台(デッキ)も洗濯物がいっぱいに広がることでしょう。

和田秀樹さんの本は読者の立場になって書かれていますので、字も大きく読みやすいですね。

本当に80代が良いのか、なって見ないとまだ分かりません。
私の仕事は、技術職ですので、そんなに上手い文章だとは思っていませんね。
まぁ~お世辞でも、お褒めいただいたのは嬉しいですよ。
返信する
和田さんの本 (うばゆり3)
2024-11-13 09:24:47
こんにちは。

60代のものもありましたよね!?何冊か読んでおります。
人生はみんな違いますね。一言でどうこう言えないほど様々ですね~

昨日お会いした方のお姑さん(夫のおば)は、姑とご主人の介護を終わらせ、
80代からバス旅を始め、95歳まで人の手を借りずに食事の用意も洗濯も出来たとのことです。
(普段は60代のお嫁さんがやってたようです)

従って、昨日会った方(お嫁さん)も姑を気遣うことなく遊びにも出かけられたとのことです。
かといって同じにはならない人生です。

>丈夫でいるかは賭けである

そうですね~わかりませんものね。でも、プラス思考で・・・今日もお元気で。
返信する
Unknown (うばゆり3さん←yuki)
2024-11-13 10:49:53
コメントありがとうございます。

>80代からバス旅を始め、95歳まで人の手を借りずに食事の用意も洗濯も出来たとのこと

それは凄いですね。母も95歳の時は施設のお世話になり100歳を超えて他界いたしました。

たしかに、人それぞれで運と言うのか?賭けなんでしょうね。
その前に、地球がどうなっちゃうかもあります。
11月中旬と言うのに、台風が4つも出来ているのですから。
今年のような夏の暑さだと、寿命も縮まるかも知れません。
返信する
Unknown (一年生)
2024-11-13 13:38:32
こんにちは一年生です。

和田秀樹先生の本は読んだこと無いですが

YouTubeはよく見ますね~

医療系に関しては考え方はよくにてる方だと思います。

人生のピークっていつなんでしょうね?

死ぬ直前だったら良いのですが。

健康が大きく作用してきそうですね~?
返信する
Unknown (一年生さん←yuki)
2024-11-13 16:42:28
そこなんですよ~。人生のピーク(峠)がどこか分かれば苦労は少ないと思うのですが、すべて結果論ですね。

健康も体力的なものもあれば、気持ちや状態にも関係しますからね。
これから、超高齢化社会になりますので、見える方ほとんどがボケ?気味になっているかも知れません。
私も含めてです。
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