玉陽庵 算命学ブログ

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特殊な宿命を持つ人

2014年10月22日 | 算命学 あれこれ
何年か前、まだ私が師の元に通って勉強していた頃の話。

美容院でシャンプーを担当してくれた、男性のアシスタントさんがいたのですが。

色々と気を使って話しかけてくれるアシスタントさんが多い中で
その方は、とても静かでした。
そして、最初のシャワーの温度が、とてもぬるくて気持ち良い。

季節は夏でしたので、室内はクーラーが効いているものの
駅から歩いてきて身体は暑く、低すぎるくらいの温度が丁度良かったんです。

はじめは、偶然かと思っていたのですが。
シャンプー、リンスと進んでいくにつれ、なんとシャワーの温度が
段々と温かくなり、最後は少し熱めになったのです。

その温度の変化がクーラーとシャンプーで冷えて行く身体に
ぴたりと合っていて、その心遣いにとても驚きました。

後で聞いたところ、きちんと計算してやっていたとのこと。
余計なおしゃべりをしなかったのも、自分がシャンプーされて
心地よいときは少し眠りたいと思うから、気を使って
静かにしてくれたそうです。

この心遣い、歴史好きな方にはピン!と来るものがあると思います。

そう、秀吉にお茶を出した、若き日の石田三成の逸話ですね。

私が占いの勉強をしているというと
とても興味を持ってくれたこのアシスタントさん、
生年月日を教えてくれました。

すると、やはり1000人に1人という、大変特殊な宿命をお持ちだったのです。
「自己の努力で名誉名声を掴む」という「格」に入っていて
この人は上手に生きられれば、大出世するな~と
わくわくしたことを覚えています。


石田三成の逸話が語るように、細やかな心遣いは出世には欠かせないもの。

逆に言えば、出世するタイプの人は、その心遣いを自然にできてしまうのだと
感心した出来事でした(^^)


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出産日を人工的に変えた場合は?

2014年10月21日 | 算命学 あれこれ
算命学は、生年月日で占います。

でも、最近では医学が発達し、
陣痛促進剤などである程度出産をコントロール
できたりするそうですね。

一昔前などは、お医者さんが休みの日に出勤したくないから
無理やりその前に出産を促した・・・などという噂も
まことしやかに囁かれたりしました。

また、早産や難産で出産予定日とはまったく違う日に
生まれるお子さんもいらっしゃいます。

このように、十月十日では無かったり
人為的に出産日を変えられてしまった場合、
その誕生日から算出した星は、正しくその人の
宿命を表しているのか?

・・・そんな疑問を持つ方がいらっしゃいます。

答えは、「それでもやはり、正しく宿命を表している」です。

算命学でいうところの「神」は、特定の宗教とはかかわりがなく、
「森羅万象」や「自然の法則」と同義です。
この「神」がこの世を成り立たせているバランスの絶妙さは
少しでも自然科学に触れたことのある人ならお分かりになるでしょう。

人の誕生日も同じ。
たとえ人工的に出産日を変えられようと、
そんな出来事が起こることすら、神の計算の内なのです。


人間が少々知恵を付け、色々とやってみたところで
所詮、神の手のひらの上、ということかもしれませんね。


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算命学は統計学?

2014年10月20日 | 算命学 あれこれ
これもよく頂く質問なのですが
算命学は「統計学」では“ありません”。

統計を取った結果を蓄積するなら
膨大な統計結果の暗記が必要ですよね!

しかも、単なる統計の結果なら
「なぜそうなるか」の原理が不明。

このようなあやふやな状態では
学問として成り立つことは難しいのです。

算命学は、実は「分類学」。
・・・と聞くと、ピンと来ない!
という方は多いのではないでしょうか?(^^;)

私も、習い始めの頃は、「???」でした(笑)

たとえば、会社の人間関係を占うとします。
算命学の基本は「陰陽五行説」ですから
まずは「陽」の神界と「陰」の人間界に分け、
さらにそれを五行に分類して行きます。

人の占いをする場合に神界は必要ありませんので
人間界の五行、つまり東西南北+中央の
五方向に、人間関係を分類していきます。

北は「上司」、東は「同僚」
西は「仕事の補佐役」、南は「部下」
中央は「本人」と言った具合です。

上司運を知りたければ、本人の星(中央の星)と
上司の星(北の星)の関係性を見れば、一目でわかります。

様々なものは、すべてこの五行(五方向)に分類されます。

食べ物、色、ペットから五感まで、その分類は多岐に渡るのです。

この「分類学」の原理原則を知っていれば、
統計学のような、根拠のあいまいなデータを
暗記する必要はありません。

はじめに生年月日を太陰暦に換算し、出てくるのは
たった三つの干支(“えと”ではなく“かんし”)。
漢字の数でいえば、たった六文字。

けれど、算命学のさまざまな「分類」によって
導きだされる結論は膨大で、勉強会の度に
「こんなことまでわかるのか!」と感動した記憶があります。


この感動を、いつかたくさんの方と分かち合えると良いな、
と思っております(*^^*)



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生年月日が同じ人の運命は同じ?

2014年10月18日 | 算命学 あれこれ
たまには、算命学のよもやま話でも(^^)

「算命学では、生年月日だけで占うんですよー」
というお話をしていると、必ず頂く質問が
『生年月日が同じ人の運命は一緒なの?』

当然の疑問ですよね(^^)

算命学では、人格の基本となる部分が3-4歳で出来上がり
その後、周囲の人々の影響を受けてその人の人格が作られ、
変化していくと考えられています。

つまり、誕生の瞬間が同じでも、周囲にいる人が同じではないので
まったく異なる人格ができあがるのです。

また、「肉親縁の薄い星」を持つ同じ生年月日の人が2人いたとします。
1人は実際に早く親御さんと死別し、もう1人は両親健在で
何不自由なく育ったとします。

一般的には人生に苦労が多く、大変なのは、早く親御さんと
死別された方だと考えられているのではないでしょうか?

算命学での捉え方は、異なります。

肉親縁が薄い星を持つ方が、「実際に肉親縁が薄い」ならば
運が強く、その能力や才能がスムーズに発揮されるはず、
と考えるのです。
(もちろん実生活における苦労がないという訳ではなく、
その苦労があってこそ、自分の能力が早く発揮されるようになるのです)

一方、同じ生年月日の方が「実際は肉親に恵まれている」場合。
「本来あるべき環境」と「実際の環境」に矛盾があるため、
発揮されるはずの才能がなかなか発揮されず、開運のためには
『改良』が必要、という判断になるのです。


このように、生年月日で算出される星は、「人生の青写真」であり、
「その方のあるべき一番自然な姿」です。

逆に言えば、その青写真通りに生きられるような環境が
「実際に整っている」かどうかは別問題。
さらに言えば、「あるべき自然の姿に沿った人生」を
きちんと選び取れるかどうかは、その人次第でもあるのです。

同じエネルギー、同じ才能を持って生まれても、
与えられた環境や、ご本人の選択によって人生は大きく異なります。

だからこそ、『同じ生年月日の人の運命は、同じではない』
というのが、算命学の答えなのです。


知人から、私と同じ生年月日のお友達がいる、
と話を聞いたことがありますが、
やはり、まったく異なる人生を送っておられました。
ただ、ちょっと天然でポヤーっとしているところは
似ているかもしれない・・・とのことです(笑)



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伝習院

2014年10月17日 | 算命学 あれこれ
13代宗家 高尾義政先生の直弟子でいらっしゃった
野島和信先生が廃業されたとお聞きしました。

有名な算命学の学校である「伝習院」も9月で閉校となり、
ホームページも閉鎖されたようですね。

私自身は野島先生に直接お目にかかる機会はなかったのですが
恩師が野島先生に直接教えを受けており、
心密かに孫弟子として尊敬していました。

恩師より伝習院講師時代のお話も度々聞いていましたので
伝習院がなくなると、自分たちのルーツである学校がなくなるようで
寂しい限りです。

現在は恩師の柳本先生がお元気で活躍されているので
弟子としては心強い限りですが
これから算命学を学びたいと思っていらっしゃる方々の
学ぶ場が減ってしまった事に、私も危機感を覚えました。

野島先生、柳本先生が伝えてくださった算命学の貴重な知識を
一人でも多くの方にお伝えするため、微力ながら算命学教室を
開きたいと思っています。

近日中にホームページを公開予定ですので
もしもご興味があれば、ぜひご覧くださいね。


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