『日本のリーダー達へ』 葛西敬之著 日経BP日本経済新聞出版刊、読了。
国労との暗闘の当事者。
そりゃ、アッチ界隈からは、忌み嫌われる。
しかし、当時の国労、動労、酷いよね。
やっている事が組合運動でなく、政治運動でさえもなく、単なる暴力団や反社のそれ。
そんな事を長年続けたから、日本の労働組合は正常機能しなくなった。
これも後世(特に氷河期世代)に禍根を残した遠因だと思う。
(当事者達は、ギリギリ、バブルで逃げ切れている感。無論、労働運動に固執した人達は別だが、少なくともちゃんと働く意志があれば、それなりに遇された地位で働けたってのが、本当に許せんし、やるせない)