米騒動で思い出した。
以前、米がないと言って外国産米が市場にでまわたことがあった。
正確にはあったらしい。
修行中の身だった自分は、ニュースに触れると言うことがなかったので、その実態をしらなかったのだ。
それが平成五年のこと。
その年、細川内閣が発足し自民党が野党になった。
これも随分後になって知ったことではあるが。
とにかくその年は米が大不作で市場から消えたという。
政府は米余り対策として長年減反政策を実施してきた。
一度米作りをやめてしまった田んぼを元に戻すのは至難。
ここでも継続は力なり、なのだ。
だから、急に米を増産せよと言われても、そんな簡単な話では無いし勿論天候の影響を受ける。
だからこそ、主食である米の生産は大事にしなければならない。
が、米の政府買い上げ値段は年々下落の一方。
農家でさえ小規模の所は、米を作るより買った方が余程いいと言う。
生産者側から見れば米の買い上げ価格は安すぎる。
そりゃぁ、60キロで1万5,6千円では、余程の大規農家でないと、
肥料代、農薬代、その他資材に機械の償却費等を考えれば殆ど日当は出ないのでは?
一朝ことあらば、どうする日本の主食!
個人的には、米の値段が倍になっても守るべき日本の水田!なのだ。
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