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ぐるぐるパンチ

鈴木草麻生のバドミントン日記

緩みチェック

2011-10-17 13:04:50 | Weblog

すっかり秋ですね秋の訪れと共に我が阪神タイガースのシーズンも終わってしまいました来年は新監督の下、必ず優勝してほしいと願っていますまぁ個人的には現監督の采配があまり好きではなかったので正直、嬉しい気持ちもあります…ってプロは大変ですよねこのように素人に好き勝手言われますから

選手たちの大事な試合は11月から始まり、年内いっぱいまで続きますまず高校生が県新人団体戦…今年度は全国選抜が記念大会で団体戦のみの開催ですなので県で勝てば全国選抜出場なんですそして中学生も県の新人戦…来年の総体のシードが決まります全中を目指す上で重要ですねそして小学生は11月に府県対抗の近畿団体戦、12月に全小と大きな舞台です特に全小は小学生最高峰・最重要試合です

という訳で、指導者としては『あと1ヶ月しかない』『あと2ヶ月しかない』と焦るのですが、選手は『あと1ヶ月も…あと2ヶ月もあるやん』となるのですこの時期の大切さを選手自身が理解してほしいものです試合1週間前から焦っても遅いですよ

ではどうやってこの時期に集中して練習もらうかを考えた時に『試合まであと…』と言っても選手は『知ってるわ』となるので、違う形で気持ちの緩みをチェックしてもらうようにしました小学生には体育館の入り口で必ず外履きを揃えることを指示しています気持ちが緩むとその揃え方がちょっとずつ雑に乱れてくるのですそれを選手自身に確認させ、揃え直してから練習を始めるのですどうでしょう本人が乱れ具合を把握できるので効果あると思うのですが中高生には『心得』があります心得とは必ずやらないといけない約束ですこれが当たり前にできているかどうか、乱れ具合をセルフチェックしてみてくださいきっと気付くことがあると思いますよ

果たして今シーズンの結果やいかに…

 

先日、HんまでっかTVを家族で見ていたところ『子供は聞き分けが悪い方が大成する』なる解説がありましたそれを聞いたタケトラは『俺、聞き分け悪いから大物になるよなぁ』とのコメント…タケトラくん、残念なお知らせですが、あんまりそれは自分で言うことではありません


集合~っ!!

2011-10-03 11:57:51 | Weblog

10月に入り涼しく…というか肌寒くなってきましたね選手たちには『自己管理をしっかりしろ』なんてエラそうに言ってるクセに早速私が風邪を引いてしまいました反省して長袖・長ズボンで寝ます

 

前々から同い年のメンバーで顔を合わせる度に、一昨年の7月に亡くなった本山秀昭の追悼会をしようという相談していたのですが、今回その話がやっと具体的になり、12月の全日本総合に合わせて東京で開催することが決定しました

ということで日本全国の昭和44年4月~昭和45年3月生まれで中学もしくは高校、大学で本山秀昭や我々と共に戦ったメンバー大集合です『あんまり親しくなかったから…』そんなの関係ありません我々には『バドミントン』と『時代』という共通言語がありますからね

また、41・42歳というのは社会的にもビミョーな年齢です昔を懐かしみ、本山を供養すると共に集まったメンバーが仲間意識を持って協力しながらこれからの人生を突っ走って行こうではありませんか

日時:2011年12月10日(土)18:30~※時間変更あり

場所:東京

参加申込先:info@gurugurupunch.com

申込締切り:10/31(月)

参加予定者:H川・K石,S新・S藤,H前工・N岡,K谷南・I井,K山・I井,H叡山・くさまおなどなど

 

今年の8月の全国小学生ABC大会の時には本山の実家を訪問し、お墓にお線香をあげてきましたお父さん・お母さんとも少しお話をさせて頂いたのですが、お父さんが『この間、荷物を整理していたらこんなものが出てきたんや』と表紙の黄ばんだ1冊のパンフレットを見せて頂きましたなんと26年前の大阪全中のパンフレットです懐かしい名前がいっぱいでしたアイツら元気にしてるかなぁまた、お母さんからは感慨深い質問をされました『選手の時って友達を作らないの?』…そうですよね若い現役の頃は勝負に賭けてますから、そう簡単にプライベートでも腹を割らないし、性格も尖ってますもんねお母さんは息子が友達が少ないんじゃなかと心配されてたようですそういう意味でも現役を終えて40歳を越えた現在、本山とも酒を酌み交わせたらホンマの意味で親友になれたんじゃないかなぁと思うと残念で仕方ありません


新しいスタイル

2011-09-26 23:35:08 | Weblog

先週の土曜日は加古川市で兵庫県秋季小学生大会シングルスが行われました先月末にあったダブルスでは無冠に終わったので、普段から力を入れて練習しているシングルスではなんとか巻き返そうと意気込んで大会に臨んだのですが、6年男子でケイタ、5年女子でユウユ、4年女子でミユ、3年女子でサアヤ、2年男子でタケトラと実に5種目で優勝しましたまた4年女子Bでリコも3位に入賞し、チーム全体としてはなかなかの好成績だったのではないでしょうか

 

今回の試合では結果以上にファイナルや延長など競った試合をモノにしてくれた場面が多くあり、心が少しは育ってきたかなぁとその部分を特に嬉しく感じました逆に競った場面で気持ちで逃げて負けた選手も数人いました間近に変われた人がいるのですから、参考に(マネ)してみてはどうですか心や姿勢や態度が変わらないと結果も変わりませんよ

技術面で言うとここ2ヶ月くらい、ぐるぐるパンチではスピードにこだわって練習に取り組んでいますスピードと言っても小学生ですから筋肉をつけて…は無茶な話になりますので、シャトルに対しての入り方のムダを省き、よりスムーズに動くことを練習していますウチの選手は体格の小さい選手が多く、対戦する大きい選手に対してシャトルへのタッチの遅れは命取りになるのですこの動作の詳細は企業秘密ですが、技術レベルが非常に高いので習得するのもめちゃめちゃ時間が掛かかりますぶっちゃけ全小の近畿ブロック予選でもあまりに上手くいかないので『方向性を間違えたか』とさえ思いましたが、今回の試合で間違いではないと確信に辿り着きましたとは言っても選手たちはまだ完璧に出来ませんし、試合中に舞い上がってしまうと前の打ち方に戻ってしまいますからコーチ席から気付かせるための言葉を必死のパッチで連呼し続けたのでした

今までのスタイルを新しいスタイルに変えることはそう簡単なことではありません時間ももちろんでしょうが、自身が『変えよう』と強く心に誓い、常に意識して練習に取り組むことが必要です意識して意識して意識しまくって、いつしか無意識に体が反応して初めてその動作が自分のモノになるのですジュニアのみんな、今の課題をしっかり自分のモノにしようね

 

一応、2年男子で優勝したタケトラですが確実に2位以下の選手との実力差は無くなってきています特に決勝で対戦したK井くんは『絶対タケトラに勝つ』と闘志むき出しでしたにも関わらずタケトラは相変わらずマイペース準決勝のゲーム間のチェンジエンドの時なんかは観覧席で応援してくれていた父兄の方たちに手を振ってたそうですこの子は一体、何者なんでしょうか

※今月のバドマガ『ミスへの提言』に寄稿しています読んでくださいね


心の練習

2011-09-21 00:46:07 | Weblog

先週土曜日からの3連休はジュニアの選手4人と福岡県行橋市で行われた福岡県小学生強化合宿に参加してきました移動は、行きは金曜日の夜からフェリーで帰りは台風に追いかけられながら車で7時間半でした今回はちゃんと私が運転しましたよだって引率は私だけですもんね

参加者は福岡県以外に宮崎県・愛媛県・佐賀県・山口県・岡山県そして兵庫県とすごく盛大でまた中身の濃い合宿でしたまたI田コーチはじめW田コーチ、A田コーチ…本当にたくさんの経験や実績のある指導者の方々とお話させて頂く機会に恵まれ私自身すごく勉強になりましたホンマに超ラッキーです参加された選手・指導者のみなさん、お世話をして頂いたO垣ジュニアの父兄のみなさんありがとうございましたまた呼んでくださ~い

 

今回の最大のテーマは選手に試合の仕方(戦い方)を覚えてもらうことでした特に心の部分をです初日・2日目の午前中まではじっと我慢し、子供たちが先週の試合での反省をどういう風に捉え、考えたか様子を窺っていました確かに変わろうとしている部分はありますが、まだまだもがき苦しむ前に逃げている場面が多かったですそこで選手を集合させ心を鍛える練習を自分でしようと提案しました心・技・体で技と体は練習時間でないとなかなか鍛える場面を作るのは難しいでしょうが、心は普段の生活の中でも鍛えられる場面がいっぱいあるのです特に今回は研修所で集団生活ですからいつもよりも『心の練習』ができるのです初めて会った県外の選手に話かけるのも練習、大勢の中で率先して返事・挨拶を大きな声でするのも練習、率先して準備や後片付け、審判をするのも練習…数えればキリがないくらいあるのです言えるのは楽な手段を選ばず、自らしんどい・ジャマくさい方を選んで行くのです昔から『苦労は買ってでもしろ』と言われますが、まさしくこれですねだってその分、人間力がつくのですから

子供たちには合宿が終わって通常の生活に戻っても『心の練習』は続けてほしいと思っています家でも自分が出来ることは自分でやる・自分から困ってみるまた親御さんも子供たちに強くなってほしいと願うなら、『心の練習』の機会を減らすような行動を慎んでみることを考えてみてはいかがでしょうか?

 

冒頭にも書きましたが、今回初めて御大O垣ジュニアのI田コーチとご一緒し、また2人でお話する時間も作って頂き、ご指導を受けましたそのカリスマ性に圧倒されましたが、すごく勉強になる有意義な時間でしたがしかし、1つだけ気になることが…それはぐるぐるパンチのチーム名を『くるくるパンチ』『くるくるパンチ』と呼ばれるのですくるくる…と言うとなんか弱そうですし、頭悪そうでしょそんな指摘をペーペーの私が出来るハズもなくI田コーチにちゃんと『ぐるぐる』と呼んでもらえるように頑張ろうと心に誓うのでした

 

 


次への挑戦

2011-09-12 11:49:40 | Weblog

先週の土曜日は全国小学生選手権大会の近畿ブロック予選のため、大阪の舞洲へ行ってきましたぐるぐるパンチからは6年男子単にケイタ、5年女子単にユウユ、4年女子単にミユとサアヤの4名参加したのですが、全小のキップをゲットできたのはミユ1人という少し残念な結果となり、選手自身もヘコんでいると思いますが、今回は私もかなり胃にきています

 

結果の詳細はサアヤは1回戦を4年生相手にファイナル21-19の試合もモノにし、準々決勝は優勝者に歯が立ちませんでしたが来年度に向けて価値あるベスト8でしたミユは決勝で惨敗でしたが、2位でなんとか全小出場を決めました全小まであと3ヶ月、もう一度自分を見つめ直し頑張ってほしいと思いますユウユも接戦をモノにしベスト8に入りましたが、準々決勝ではリードした場面から自分で崩れ敗退ケイタはベスト4まで順当に進んだのですが、準決勝でファイナルで惜敗し、3位決定戦も準決勝の悪いイメージでプレーしてしまいあと1歩のところで全小を逃してしまいました

この大会で一番悔しいところは、相手と戦って負けたのではなく、自分に負けての敗戦だったことです恐らく、選手自身も納得のいくプレーが全然できなかったと思います私自身、選手たちにテクニックやフィジカルの指導ができてもメンタルの指導ができていないことに気付き、ハンマーで殴られたような衝撃を受けましたまだまだ修行が足りません

子供たちにはそれぞれ性格もあり、またそれぞれの家庭環境もあります指導者の中には『持って生まれたものがあるから…』という人もいますが、そんなことを言い訳にしたくありませんし、それでは指導者としての意味がないと思います例えバドミントンで大成しなくても人間的に成長させていくことが指導者としての役割であり、理想像であると私は考えています逆にその過程で指導者も選手と一緒に成長していくんだと思います

写真は私のメンタルのバイブルです二宮清純さん監修の『スポーツ選手名語録』という本なんですが、気付き、共感し、自身を励ましてくれる名言がいっぱい載っていますその中に『諦めの悪い人間が勝つ』という章がありますその中の元メジャーリーガー野茂英雄さんの言葉を選手たちに、また私自身に…『挑戦すれば成功も失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありせん。挑戦しないことには始まらないのです。』みんな挑戦者であり続けよう

 

今回のブログはオチの文章を書く気になれませんヘコみ具合を察して頂ければ幸いです


DVD撮影

2011-09-05 11:27:01 | Weblog

台風12号が直撃しました金曜日の夕方から丸2日間、警報出っ放しです幸い雨・風ともそんなにひどくなかったのですが、警報が出ているため小中高のクラブ活動が中止になりました仕方ありませんね

 

そんな中、昨日の日曜日にDVDの撮影を行いました東京に会社があるジャパンライムさんからの依頼で主に指導者の方をターゲットにしたDVDを作成することになり、その撮影が昨日だったのです自身の指導もある程度形になってきたと思うので、目に見える形として残したいと思っていたタイミングでのオファーでしたからものすごくありがたかったです

とは言っても初めての経験ですから、要領も何もわからずテンパってしゃべりがグダグダになってしまいました制作班のみなさん、ご迷惑をお掛けしました『あれもこれも言い忘れた』なんて撮影終了後に気付くこともあり、すごくヘコみましたまた慣れない作業に疲労具合もハンパなく、グッタリでしたホンマに心身共に疲れましたしかし、貴重な経験が出来たので自身の将来に向けてはアゲアゲですね

また、制作の方からは『スムーズに撮影が進みました』と意外なコメントがなんでもここからは編集の腕の見せ所で映像やコメントを使う部分のチョイスやテロップ・BGMの挿入で良いものを作り上げるそうです編集よろしくお願いします内容的には今まで私が指導者として勉強してきた身体の使い方を中心に基本的なこと(今までの常識とはかけ離れた基本かも)を収録してもらってます販売開始は来年の2月頃の予定ですお楽しみに

 

当然のことながら撮影にはタケトラも同行しました普段見られないカメラや音声機材に興味津々の様子でしたスタッフさんに近づいていきヘッドホンをさせてもらったり、カメラをいじらせてもらってました『リアル・キッザニア』ですね普段遊びに連れて行ってやれないし、またそれまで台風で家に缶詰だったのでタケトラにとって良い日曜日になったようです良かったね


1本多く

2011-08-29 23:31:01 | Weblog

青森から帰ってきて3日後には高校生の全国私学大会のため千葉県船橋市へ旅立ちましたまたまたまた遠征ですさすがに疲れますねそして千葉から戻った翌日は神戸で小学生の秋季大会(ダブルス)でした…とこれで夏休みのイベントが全て終了です全国各地へ飛び回り大変でしたが、各カテゴリーのトップ選手のプレーを見ることで色々と考えさせられるめっちゃ収穫の多い8月でした9月からまた新たなアクションを起こしライバルに挑もうと企んでいます

 

全国私学では予選リーグをなんとか2位で通過し、上位トーナメントに進出しましたが結局20位という結果でした全国の壁は高いですね

プレーで一番感じたのは当たり前ですが、どの選手も粘り強いということですS川の選手たちは『決まった』と思ったショットを拾われ、根負けするような形でミスするパターンの失点がすごく目に付きました相手がギリギリでも粘ってくることに慣れてないんですね得点というのは自分が決めても1点入りますが、相手がミスしても1点入るのです自分から積極的に点数を取りにいく場面と粘って相手にミスさせる場面と両方の得点手段を持っていないと全国で戦うことはキツイと痛感しましたまた、場合によっては攻めていても不利な状況になりそうな時は一時退却し、ラリーを1からやり直す勇気も必要だと思いました

全国の上位に入るためには当然勝ちに対する執着が必要ですが、勝ちに執着するということは単純に相手より1本多く粘る・1本多く攻める気持ちを持ってプレーすることだと私は思いますショットがネットに引っ掛かったり、アウトしてしまうと相手はミスしようがありませんどんなに甘くなろうが、とにかく相手コートへ返すことが重要ですねそうすれば『超ラッキー』なんてことも結構あると思いますよ

 

普段は家で雑に扱われている私ですが、これだけ家に居ないとさすがにタケトラも淋しくなったみたいである日『パパの声が聞きたい』と電話を掛けてくれましたなかなか可愛いトコあるやんと有頂天になったのですが、翌日お母さんに用事の電話を掛けた時に『タケトラに換わって』とリクエストしたところ『今日は要らん』と一蹴されました変わり易いのは『女心と秋の空』と言いますが、息子の心もそうみたいです


満足?

2011-08-22 00:24:39 | Weblog

熊本から帰ってきてゆっくりする暇もなく、インターハイのため青森県弘前市へ行ってきました現地では雨が多く涼しかったです青森と言えば燃える監督さんの本拠地ですが、空き時間にお家にお邪魔し、K大くんの噂の壁打ち部屋を実演付きで見せてもらいましたう~んスゴイまた辺りは自然いっぱいの環境でトレーニングには最適でしたなにかN岡ジュニアの強さの秘密を垣間見たような気がして嬉しい気分になったのでした

 

インターハイの結果はK松・H木のダブルスが1回戦1-2で敗退K谷のシングルスも1回戦0-2で敗退と残念なものに終わってしまいましたしかし、良くも悪くも普段どおりのプレー内容だったと思います大事なのはこれからですよ貴重な経験をした訳ですから今後に生かせてほしいものです

この大会を以って、高校生も新チームになります中学生は先日の近畿中学総体終了後に新チームになりました昨年度の結果と比較してみると高校生は団体3位→2位、ダブルスベスト8→2位(インハイ出場)、シングルスベスト8→2位(インハイ出場)、中学生は団体3位→2位(近畿大会ベスト8)、ダブルスベスト16→2位(近畿大会ベスト8)と着実に戦績が上がってきています指導者的には評価する部分もありますし、周りからは評価を受けるべきだと思っていますただ気になるのは選手本人たちがこれをどう受け止めるかです結果が上がり、評価されれば『良し』ですか?この結果で満足ですか?私は選手が結果に満足してしまったらそこで終わりだと思っています例えインターハイで優勝しても、全日本総合で優勝しても、オリンピックで優勝しても『もっともっと…』という欲があれば選手はいくらでも成長できると思います選手のみなさん、もっともっと上を見て貪欲に成長し続けましょう

 

先日、熊本で練習した時に健康作りで同年代ダブルスの対決をしました対戦したのは燃える監督さんと山梨県のK沼ジュニア代表のK石さんのペアですまぁ当然昔を思い出しながらムキになってやるのですが、K石さんに現役時代を彷彿させる強烈なまた、懐かしいクロスのドライブリターンを数発くらいましたおっさんになっても感覚は衰えないようです

そして、インターハイで試合観戦をしていると私が熊本で食らったのと全く同じクロスのドライブリターンを相手に食らわせている選手がいましたまた、立ち姿・構え・仕草・振る舞いもどこかで見たような…この選手の名前を確認するまでもなく『K石の息子や』と気付き、思わず笑ってしまったのでした


勝負を楽しむ

2011-08-15 22:54:08 | Weblog

先週は全国小学生ABC大会のため熊本県八代市へ行ってきました家からの移動距離は片道約750kmなのですが、行きは事故渋滞3回に遭遇し、10時間帰りも帰省ラッシュで10時間とすこぶるハードな移動となりました…というと私が運転したような感じですが、実はずーっと奈緒美コーチの運転です私が『ホンマ移動疲れたなぁ』と言うと、すかさず『アンタ寝てただけやん』とツッこまれるのでしたホンマ男前な奥さんです

 

ABC大会にはぐるぐるパンチから3名の選手が出場したのですが、結果はAグループ男子のケイタは予選リーグ2敗で下位トーナメントに回り、ここから奮起しベスト8まで勝ち上がりました準々決勝も実績のある強豪相手にファイナル19点まで粘ったのですが敗退しましたCグループ男子のタケトラは予選リーグ2勝で決勝トーナメントに勝ち上がったのですが、1回戦で予選リーグがウソのような動きを見せ、更にイライラしてミス連発あっさり敗退しましたBグループのミユは第1シードという重圧の中、順当にベスト16まで勝ちあがったのですが、昨年のCグループチャンピオンのR子ちゃんにファイナル18点で敗退しました最後は勝ちに対する執着の差が勝敗を分けたように感じました全小では心もしっかり鍛えてリベンジしようね

この大会を通じて小学生のプレーレベルがすごく上がっていることを感じましたまた、何県が強くて…みたいな地域差も全くありません過去の実績もあんまり関係ありません本当に日々の練習を頑張った選手が勝つのですだからこそ小学生の子供たちには『バドミントンが大好き』とか『もっともっと強くなりたい』とか楽しむ気持ち・ワクワク感も持って取り組んでほしいと思いますバドミントンが嫌いなのにしんどい練習なんて絶対出来ませんもんねまた、ちょっと実績が出たからといって勘違いしないで、もっともっと欲を出して上を目指して欲しいものです私はバドミントン(勝負)を本当の意味で楽しめる選手こそがCランク→Bランク→Aランク→中学生→高校生→大学生・社会人、それぞれのカテゴリーで勝ち続けられる選手だと思います

 

色んな意味で注目を集めたタケトラでしたが、結果は前述のようなものでした試合後には一丁前に悔しがっていたので『勝ちたかったら嫌な練習もトレーニングもこれからは自分から進んでやれよ』とアドバイスしましたそして観覧席に戻ってしばらくするとタケトラの姿が見えません10分後汗だくで戻ってきたので『どこ行ってたんや?』と聞くと『ランニング行ってきた』…もう今日はエエねんまた数分後、観覧席でバタバタと階段ダッシュを始めたので『今日はエエって言うてるやろ』…気分屋の息子のことですから、私の予想では帰ってからは全くしないと思いますまず間違いない


リードした時こそ

2011-08-02 09:14:00 | Weblog

昨日は練習をちょっと抜けさせてもらって京都へ若葉カップの決勝を観に行ってきました男子は青森のN岡ジュニアが優勝燃える監督さん、選手のみなさん、父兄・関係者のみなさん本当におめでとうございました観覧席から見ていると優勝への執念の差がはっきりと出ていて、私は圧倒的勝利に感じましたすごい『負けてはおられん』刺激をたっぷりもらい急いで練習へ舞い戻ったのでした

 

先週の土日はジュニアの合宿で伊勢に行ってきましたエバーラケットのスタッフのみなさん、参加者のみなさん、引率の方々、お世話になりありがとうございました

練習はゲームをずーっとしていく訳なんですが、全国ABC大会を目前に指導者は選手に試合のやり方(勝ち方)を身に付けて欲しいのです…と願ってコーチングしたのですが、なかなか勝てそうで勝てないゲームが続きましたこのようなゲームはどこかで見たような…そうですS川の中高生もこのような展開で負けたのですこれは偶然ではなく、必然だと感じた私は必死でゲームを分析しましたそして気付きました原因はゲームの中盤のリードした場面にあると例えば14-12でリードしてこのままラリーを負けて・勝ってを繰り返せば21-19で勝てるというのは数学的な事実ですしかし、だからといって『大事にいこう』なんて受身に回ると相手を乗せてしまいます気付いた時には追いつかれ、逆転され、ではどうするのかと言うと14-12の2点のリードを『2回ミス出来るから思い切った攻撃に出よう』と考えてしまうのです相手は2点のビハインドを取り返すために攻めたいハズですから、その前に攻撃するという意味でも有効な手段だと思いますリードした場面こそ攻める姿勢が重要ですねこれを伝えた選手は1度負けた相手に最後は21-9で勝ちましたよ

選手のみなさん、攻撃場面でも守備場面でも自分から仕掛ける積極的なゲーム運びが出来るように育ってくださいねだって相手からのシャトルを受けてるだけでは面白くないですもん

 

今回の遠征にはABCに出場するということで、タケトラも連れていきましたはじめてお母さんから離れての遠征ですホテルの部屋もケイタと2人です練習でも上級生との対戦ばかりで負けが続き心身共に疲れ果て、家に着く頃には『疲れた』の連発でした翌日の練習は『休んでいいよ』と言ったのですが、チームのメンバーに触発され『やる』と言い出し、コートに入ったのですがフラフラで案の定、奈緒美コーチに『コートから出ろ』と指示されてしまいましたそして数分後、タケトラの姿が見えないので探すと体育館の端っこで爆睡ふつう体育館のフロアでなかなかあそこまで爆睡出来ませんよ小さい頃から体育館に行き過ぎて慣れ過ぎている我が子に申し訳ない気持ちでいっぱいになる私たち夫婦なのでした