「スタア誕生」(1937年)の4度目のリメイクだそう。
物語のプロットはシンプルでクラシカルでさえある。
21世紀では決してクールな印象でない「A STAR IS BORN」(原題)を
あえてストレートに持ってくる辺りが挑戦的だと思うし、
"かび臭さなんか吹っ飛ばす"気合いと自信の表れだと思う。
物語のプロットはシンプルでクラシカルでさえある。
21世紀では決してクールな印象でない「A STAR IS BORN」(原題)を
あえてストレートに持ってくる辺りが挑戦的だと思うし、
"かび臭さなんか吹っ飛ばす"気合いと自信の表れだと思う。
実際、みごとに吹っ飛ばしていた。
レディー・ガガの歌唱は想定内(それでも劇中何度か鳥肌)だけど、
ブラッドリー・クーパー、一体どこまでマルチなんだこの人。
ブラッドリー・クーパー、一体どこまでマルチなんだこの人。
製作に至るまでの一筋縄でない経緯がWikiに書かれていたけれど。
結果オーライなんではないでしょうか。
結果オーライなんではないでしょうか。
ライブシーンがいずれも素晴らし。ライブハウスでも大会場でも。
演奏、歌唱と、会場を埋める観客の高揚。表現することの喜び。
(でもスーパーの駐車場でアリーが歌うシーンが素朴に素敵)。
演奏、歌唱と、会場を埋める観客の高揚。表現することの喜び。
(でもスーパーの駐車場でアリーが歌うシーンが素朴に素敵)。
物語の暗澹のリアリティを支えるのは、ブラッドリー・クーパーの、
幼少時のトラウマとアルコール依存による影響を存分に想像させる表情。
ふたりそれぞれの家族含め、さりげなく背景を理解させる脚本も
上手いわけで。脚本もクーパーさんですね。
幼少時のトラウマとアルコール依存による影響を存分に想像させる表情。
ふたりそれぞれの家族含め、さりげなく背景を理解させる脚本も
上手いわけで。脚本もクーパーさんですね。
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公式サイト:http://starisborn.jp/
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(2019.1.5)