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【映画】スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

2019-12-20 23:23:11 | 映画
豪快な景観や艦隊などなど、期待通り。楽しみました。
剣劇もしっかりとメリハリ、アクションや宇宙空間での戦闘の
ダイナミズム、ドロイドの愛嬌は想定を裏切りません。

完結。

ずっと、このシリーズで描かれる個は、共和国/レジスタンスvs帝国、
という団体戦の枠組みの中で、相対的な役割と重ねられ描かれてきた。

最終話は、レイ(とそのXXの)の、個のものがたりに帰結した印象。

私は何者か。

暗黒との闘いのトーンは思ったほど強くなかった。
アイデンティティの話。

そういう仕立てになるのは、今の時代の必然なのか。
ゆえに、
周辺の人物個々のもろもろは、背景的である。
魅力的な脇役は素敵だけれど、背景的である。
前からある程度そうなんだけど、今回は特にその印象が強い。

ちなみに。
やつは絶対的な力、というか、突然変異か、何か宇宙のプログラムが
間違って生じた存在としか思えない、だとすると、
…レイの力はフォースなのか?

そこ、整合性を考えるのは、止そう。

羅針盤、フィンの感知力、伏線がちと散漫かもね。
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公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker.html

あ、プログラム買ってくるの忘れた。
Ⅳの上映以来、このシリーズだけはプログラム買い続けてたのに。
後で買ってくるか。いったんは揃えたい。

(2019.12.20)


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