2回目の暮れのあいさつ

浜田が流れ出した

今回で2回目の年の瀬

又だ、始まった

浜田が切っ掛けらしい

悲しみは雪のように

幼稚園で喧嘩して母に怒られた思い出は顔を赤く染める

小学校での初恋は胸が苦しくなる

中学校の先生はどうしてるかな？優しかったな、どうしてあんなに逆らったのか

それも、解らない

彼女どうしてるのかな、もう年取ったろうな、かわいかったな、

鳴かしてばかりいたっけ、よく一緒にいてくれたな、

最後の顔ははっきり覚えてるな、辛かった

さようなら、と言われたけど、一までも探し回ったけ

上野でのナンパはよく行ったな、夜中までふらふらしてた

トウモロコシ売りの兄ちゃんに忠告されたけな、

ナンパ狩りが始まるよ、早く逃げな・・何てね

なんか苦しい

高校はやっと卒業だった、授業時間が足らなくてね

お前、低空飛行、波が立ったら墜落・・先生　いいたとえでしたよ・・元気ですか

あいつはどうしたかな？　ががりな女

うるせいよ・・、声かけたら返事がこれだ、

薬か、シンナー、　どっちにしても長くなかっただろうな、

どこに行くんだよ？

で、　私のアパートに来た、6カ月くらいいていなくなった

きりがないな、今年の暮れも、

一人でいると流れるんだよ、心の中に・・

浜田は止めた

紅白だ、

あれ、雪かな、

流れるんだよな、勝手に昔のことが・・・

苦しいんだよな、一人だと、