夢見るOLと現実の狭間

モデル業とわんちゃんにまったりライフ

実は同じ介護士でも格差があるのはご存じでしょ

2016-02-25 15:36:03 | 日記
実は同じ介護士でも格差があるのはご存じでしょうか。たとえば正社員として働く介護士は月給制です。でも、これがパート勤務であれば、多くの場合、時給計算で報酬が支払われます。では、パート介護士の時給はいくらくらいか見てみると昼間のみの勤務で平均的なところをみると1300円ほどから1800円あたりまでになっているのが大体の相場らしいです。時間いくらのパート勤務にしては高い時給だと一見思えるかもしれませんが、仮にも専門職として、時には人命にも関わり、日々、厳しい環境に身を置いていることを考えると、金額的に少々不満です。新卒で勤め始めた新人介護士や、転職によって新しく働きだした介護士に、残業したことによって支払われるべき給金が払ってもらえないことがあるようです。賃金を支払わずにサービス残業をさせるという行為は、雇用された人の経験やスキルは関係なく労働基準法に反した行為です。残業も完全に仕事のうちですから、労働した時間分はきっちり、働いた人に支給されるべきでしょう。往々にして介護士の仕事と言えば過酷な仕事だと考えられ、「勤務時間が労働基準内の8時間でOK」なんていう事は個人医院であるとか、クリニックであるとかいう場合を除いては、ほぼないと思ってよいでしょう。二交代制の介護施設勤務の一例を挙げると、合間で休憩はあるのですが、合計勤務時間が16時間になることも。労働時間が長いということも介護士が大変と思われがちな一つの根拠となっているようです。介護士の勉強をするための学校には一般的に二つの方法があります。それは、看護専門学校に行く方法と看護大学に行く方法です。そこで学ぶことの中身自体はあまり変わりはないのですが、大学に進むことの利点としては、キャリアアップがよりしやすいこと、給料の面で専門卒より優遇されるということです。そして、看護専門学校の場合のメリットは、大学よりも安い学費で済み、カリキュラムとして実習がメインであるので、実習を生かして、即戦力となれる場合が多いことです。シフトを組んだ交代制勤務などで多くの仕事がある介護士ですが、特に油断できない仕事が申し送りです。受け持っている患者の健康状態や行った処置など、患者に関するすべての出来事を把握し、きちんと次の担当介護士がスムーズに仕事が出来るように、伝える必要があるのです。伝言で済むものも多いとはいうものの、介護的に重要な処置等に関しての申し送りは安易な気持ちで申し送りできないものです。