願榮寺 福峯だより ブログ版

真宗大谷派・願榮寺の情報をいち早くお伝えします。

女性同朋会総会

2016年04月29日 | お寺のこと

当院女性同朋会総会を開催。

本堂には多くの会員さん(もちろん女性)のご出席をいただき、賑やかさも最高潮! ホント、お寺にとっていろんな事を積極的に取り組んでいくためには、皆さんのパワーってすごく大事、かつ必要なんです( `ー´)ノ。 これからもよろしくお願いします!

事業・会計報告および諸計画案の承認を得たのち、記念講演は姫路市・興宗寺前住職 木村恵氏。「真宗の仏事」と題してお話をいただきました。

 ▲ 講演をいただいた木村恵氏

 

 ▲ 新役員の皆様

 


5月の御文

2016年04月27日 | お寺のこと

 5月の月忌参りの際に拝読させていただく御文は次のとおりです。

 意味をある程度思い浮かべながらお聴きいただくと、趣きもより深く味わえると思います。

 

 5月 拝読  「信心獲得 (しんじんぎゃくとく)」 の御文 (第五帖 第五通)

 【原 文】

 信心獲得(ぎゃくとく)すというは、第十八の願をこころうるなり。この願をこころうるというは、南無阿弥陀仏のすがたをこころうるなり。このゆえに、南無と帰命する一念の処(ところ)に、発願回向(ほつがんえこう)のこころあるべし。これすなわち弥陀如来の、凡夫(ぼんぶ)に回向しましますこころなり。これを『大経』には「令諸衆生功徳成就(りょうしょしゅじょうくどくじょうじゅ)」ととけり。されば無始巳来(むしいらい)つくりとつくる悪業(あくごう)煩悩を、のこるところもなく、願力不思議をもって消滅するいわれあるがゆえに、正定聚不退(しょうじょうじゅふたい)のくらいに住(じゅ)すとなり。これによりて、煩悩を断ぜずして涅槃をうといえるは、このこころなり。此義(このぎ)は当流一途(いちず)の所談(しょだん)なるものなり。他流の人に対して、かくのごとく沙汰あるべからざる所なり。能々(よくよく)こころうべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 

 【現代語訳】

  信心を得るというのは、弥陀の第十八願を心得ることをいいます。そして、この願を心得るというのは、南無阿弥陀仏の意味合いを心得ることをいいます。つまり、南無と帰命(きみょう)する一念のところに、発願回向(ほつがんえこう)のこころがあるのです。すなわちこれは、弥陀如来が凡夫に功徳を回向してくださるこころです。これを『大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)』には「令諸衆生功徳成就(りょうしょしゅじょうくどくじょうじゅ = 諸々の衆生に功徳を満足させる)」と説いています。そこで、はるか遠い昔よりつくってきたすべての悪業(あくごう)や煩悩を残すことなく、不思議なる願力のおはたらきによって消してくださる道理があることとなって、正定聚不退(しょうじょうじゅふたい)の位(くらい)につくことができるのです。したがって、自らの力で煩悩を断じることなく涅槃(ねはん)を得るというのは、この意味合いをいうものなのです。この教えはただ当流において談ずるものです。他流の人に対して、これについてあれこれ論ずるべきではありません。よく心得てください。あなかしこ、あなかしこ(= 敬って申し上げます)。


4月同朋の集い

2016年04月23日 | お寺のこと

 4月の同朋の集いを以下のとおり開催しました。

 1.真宗宗歌斉唱

 2.勤行 正信偈同朋奉讃式

 3.視聴覚学習 「歎異抄第一条~四条の復習」

 4.女性と仏教について

 5.昭和40年代を歌おう!

 6.お知らせ

 7.恩徳讃斉唱

 

 5月は別永代経法要勤修のため、同朋の集いはお休みします。次回は6月25日(土)13時30分~開催します。
 皆様お誘い合せのうえ、ご参加ください。


花まつり 開催

2016年04月02日 | お寺のこと

   あたたかな春の空気に包まれ、当院ではお釈迦様のお誕生をお祝いする「花まつり」を開催しました。
   第1部のセレモニーでは花まつりのお話のあと、ご参詣のみなさんにお花をお供えいただき花御堂がきれいに飾られました。
   休憩時間には皆で甘茶を飲みながら、境内を流れる春の風を感じました。
   第二部は恒例のコンサート。今年は「春らんまん 管弦楽コンサート」と銘打って、フルートの石坂美桂さん、ヴァイオリンの多田晴香さん、ピアノの稲村静さんの若き名奏者をお迎えし、さわやかな音色を堪能しました。